今回は羽田空港から旅立った。前回の反省から日本国内で両替はしておいたが、やはりレートが悪く両替手数料分のレートではあった。10万円は両替したので、やはり5千円分位は損したか。なので、US国内ではなるべく現金を使い帰国後の両替金額を少なくした。
2017年時代は変わってスマートフォンが当たり前の時代。羽田でも海外で使えるWiFiサービスがあった。全部含めると一日1300円。2週間なので2万6千円。高かったのでパス。向こうのトラックストップで何かあるだろうとたかをくくっていた。
搭乗手続きをして身体検査をして、待合ラウンジへ。ロスアンゼルス行きのアメリカンエアライン。夕方発。羽田から見える風景が、以前トラックで走った風景なのが感慨深い様な懐かしい様な、未だに再びUSへ旅行に行けることが信じられないような。
前回のUS旅行の帰国後、俺は結局トラックの運ちゃんになった。ネットで言われている様なネガティブな職場は回避して何とか続けられる職場に辿り着いていた。手積み手卸ししないと気がすまない体になっていたのだが。。。
それでも地場でほぼ泊まりはなしだった。中長距離の仕事は、現在は運賃低下や労働時間の規制強化で全然稼げなくなり、メシ代・フロ代を考えれば地場の方が割がいいという状況になっていた。でも、次の仕事は地域性や会社の営業所の事情で、中長距離しかないんだよな~。
AA(American Airline) |
飛行機に無事乗り、動き出す。あの旅から、飛行機はここ2,3年前から国内移動で使うことがあったので違和感なく乗った。ただ今回は、荷物は多いし(前回の10年保障のバカでかいキャリーバッグ使用)今回も外国の飛行機会社なのでCA(キャビンアテンダント、以前のスチュワーデス)は外人だったが。
飛行機のシート、席は全部埋まっていたのでエコノミーの窮屈な席を行きは9時間味わうことに。。。俺の列は全員日本人の男性。スマホ用のイヤホンが飛行機の座席で使えるイヤホンだったが、俺は持参していなかったので無音で座席の画面を見ていた。そんなん、イヤホン用意しといてくれよ~。
離陸後、スッチャーデスさんの、いやキャビンアテンダント(CA)の、ドリンクサービスや食事配布があるのでそれを楽しみにしていた。ほとんど白ワインを頼んだ。寝起きにホットコーヒー・ブラックを頼んだ以外は・・・(笑)CAも女性だったりオジサンだったり、時代は変わったなぁ。自分も以前よりは呑兵衛になってしまっていたが・・・。
隣りに座った日本人っぽいオジサン。。。話しかけてみると、アリゾナ・フェニックスに留学中の息子を訪ねて行くと言う。話しかける前は話しかけずらそうな顔をしていたが、実際声をかけるとよく喋った。ほとんどの日本人がそうなんだろうなぁ。
自分は職業柄、周りの人に聞かないと仕事にならない仕事をしているので、その雰囲気はどうでもいいんだが。。。まあ、海外に旅行に行けばそんなこたぁ言ってられなくなるんだよね。
俺も窓際の席に座っていたから、トイレ行くのに周りの人と仲良くなっておかねばならんかったし(笑)。3杯目の白ワインを頼んだ時は、呑兵衛だからトイレ行くときはヨロシクって声をかけていた(笑)。9年前より、確実にオッサン化したか、オープンになったか、旅慣れたか。。。単に年をとっただけだろう(笑)
窮屈なエコノミー飛行機も9時間飛行して、ようやくロスアンゼルス空港(LAX)に着いた。日付は日本と同じ5/16でAM10:30。預けた荷物を受け取った。日本では馬鹿デカイキャリーバッグでも海外では普通だろうからと、目印に赤い紐を巻きつけておいた。
運送業の仕事で使わないから捨てるだけの紐だ。それのおかげで、スンナリ自分のカバンを発見できた。紐を巻き付ける位なら、海外の人は当たり前にしていたんだよね~。
イミグレが遅い。。。入国検査だ。その前にコンピュータで入国審査用の入力をした。日本で取ったESTAは番号入力も何もなかったようなあったような。。。コンピュータで顔写真の撮影はあったが、指紋採取は覚えていない。。。さすが適当なUSだ。。。
その後、入国審査のなが~~い列に並んだ。他の日本人の様な人がエスタ、エスタと言っていたが、係員の女性が面倒くさそうにコンピュータに行って列に並ぶように指示していた。審査待ちの列は結構時間がかかった。。。こっちはトイレにも行きたいってのに。。。
感覚的にアジアンは中国人、韓国人の次に日本人の人数だった。US人は別の列らしく、さっそうとお帰りなさい(Welcome home)の列に去っていった。飛行機を降りて1時間位はかかっただろうか。自分の番が来た時にとっさに"It's my turn."(自分の番だ)と英語を口にしていた。。。前回の旅から英語は全然使っていなかった。旅もそうだが、オンラインの友人とコンタクトすることもなくなっていたからだ。
入国審査はスンナリと終わった。日本のパスポートおかげだろう。どこに泊まるのかとも聞かれなかった。長年の想いから、"That's FlyingJ !!"とか"I will sleep at TruckStops !!"とか言ってしまいそうだったが(笑)
とにかく、何を聞かれたか覚えていない。英語も以前よりはかなり劣化している。それなのに覚えていない。つまり、大したことは聞かれていないのだ。
入国審査を出てArrivalのゲートを出て、すぐに外へ。全体を見たがわからんので、それっぽいところで久しぶりの一服・タバコ。アジア系の若い男から声をかけられたが、No と断った。これはタクシーだった。一服後、レンタカー会社のシャトルバスが来る場所を探してそこへ。すぐ近く。
俺の乗る、ダラーのが中々来なかった。他にも待っている人がいてソコソコ乗り去っていったが、アジア系のカップルと俺は待っていた。ようやく来た。Dollar と Thriftyのバス。
キャリーバッグをバスの荷物置きに置き、デイバックを手に持ちながら開いてる席に座る。先程のカップルが日本語を喋っていたので、日本語で話しかけてみた。やはり日本人。
一週間の旅行のようで、やはり中々こういう時間は取れませんね~とのこと。男性の方が以前留学でロスにいたらしく、現地の事に通じているとか。でも随分前の事だしね~~とも。女性の方はUSの事は全然知らないのでガイド同伴じゃないとムリとか。
俺も10年前位に旅行した経験があるから時間が出来たこの時に来ただけですよ~と話しておいた。。。トラックストップ云々は話したかどうかは覚えていない。。。多分話していないだろう。
Thriftyで彼らがおり、残った俺もすぐにダラーについた。この時アジアンは俺達しか乗っていなかったと思う。ダラーの受付に行くが、ここでも行列。。。待つのよ。
コンピュータを使い、セルフで打ち画面の向こうとTV電話で受付するのもあったが、なにせ英語がチャランポランな俺は直接人と面と向き合いたかったので、順番を待った。自分の番が来て受付のオバちゃんと話し、ミドルサイズ(インター・ミディエイト)をフルサイズにしないかとかナビ・オプションは付けないかと言われたが、俺は一人だからミドルで十分だとかトラックストップまで行って地図を買うんだ、トラックストップはFlyingJが好きなんだ~と言ってかわした。
さり気なくUSドライブ経験ありまっせとアピール(笑)まあ、こういうヤリトリしたりしてたら時間は掛かるわな。中にはペットの犬を連れてた人もおったっけ。
カープールに行き、ミドルサイズの中から車を選ぶ。俺が選んだのは日産・Verisa SV。他には日産・エクストラとヒュンダイのセダン、シボレーのRVがあった。いくらか迷い、日産・Verisa SV。他にもお客が来て選んでいく。カギは車に付いたまま。でもでも、全然気づかなかったが、禁煙車のマークがあり係員に聞いたが、全ての車が禁煙車だった。。。CAがタバコが高いNo.2だとは知ってはいたが。。。
車を選んだ後、カギをかけて飲み物を買いに行く。隣にGSとフードマートを見たので。荷物は車に放り込んでおいて、歩いていった。日本でも飲んでいたクリスタルカイザー(軟水なのでお腹を壊す心配なし。この時気付かず、単に普段ホムセンで買い飲んでいたものを選んだ)のまとめ売りを買って肩に担いできた。でも、これが車のドリンクホルダーの入らない太さだったのよ・・・(笑)肩に担いで歩いたので周りの人から珍しげに見られた(笑)
日産Versa(ヴァーサ) SV |
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ダラーの車庫 ピックアップエリア |
荷物を運転しやすいように設置したり、EGオイルの点検・タイヤを蹴飛ばして空気圧チェックをしたりして、結構時間が経った。13:45ダラーを出る時に契約書を見せて、いざ公道へ。日本とは真逆の左ハンドル・キープライトの世界へ。
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