2017年7月7日金曜日

5-17 グランドサークルを目指して vol.1



     



3時間はリアシートで横になった。足を伸ばせない。眠れん。日本での大型トラックの睡眠に慣れてしまったのか。USでのTS車中泊、足曲げ睡眠がしんどくなったのか。何度も横になって、眠れず起きてを繰り返して、AM3時にはBarstowのFJを出た。時差で体内時計が狂っているのもあるのだろう。


暗い中を走る。前回もこの辺に来た時は暗い中を走ったな(笑)車線には反射板が有り車線は分かる。走っているのはトラックくらい。たまに乗用車。工事をしているのか、減速サインと工事用の変更レーンが多い。辿り着いたのは見覚えのあるRest Area. Essexだった。AM4:45.




Rest Areaは激戦区



通り過ぎたはずだと思っていたEssex.こんなに離れていたとは。。。ここの風景が素晴らしい。Barstowで早起きし、ここを見てから東へ行こうと思っていた。Mojave(モハベ)砂漠。ここで4:45-6:35まで仮眠。眠れはしなかったが、横になり目をつむるだけ。それでも全然違う。

起きてトイレ等を済ませ、砂漠を見渡すが朝焼けの時間帯は過ぎたのか、あの素晴らしい風景は見れなかった。あの風景は東向きだと思っていたが、実際には西向きのロス方向だったことに気づく。東の方は今は工事で物がゴテゴテ置いてあり、写真を撮る絵にはならなかった。


mojave(モハベ)砂漠















工事の多いI-40を東へ。Needlsでガス補充と窓拭き。ガソリン価格が高かった。レジで絵葉書とマグネット、仕事の先輩から頼まれたお土産を忘れない内に早々と購入。R66もの。レジの女性が愛想よく対応してくれた。


I-40











Kingmanで降りてTAへ。交通量が多すぎて一旦先でUターンしようとしたけど、なかなかいい場所がなく隣町のゴールデンバレーまで行ってようやくUターン。道路の流れが速すぎ。TAに着き、景色がいい風景を今回も撮ろうとしたけど、トラックの停車状態からいい絵は撮れなかった。TA向かいにローカルの小さなTSがあった。




TA










KingmanにはFJがあるはずだった、出口番号も9年前のパンフレットに書いてあるが、見つけられずTAで休憩しただけで通過した。後から知ったことだが、実はFJはあったのだがカラーリングが赤・黄・白から赤・白に変わっていたため、高速上の看板で気づかなかっただけだった。キングマン、大陸横断鉄道の博物館がありハーレーのバイク集団とかで賑わっており、実際の貨物列車もブオーブオーと汽笛を上げて走っていた。




工事区間が多かった






































さらに東へ。Seligmanには名物カフェ、R66 Road Killがあるらしく、高速からのサインでも確認できた。I-40のきれいな風景をカメラに撮りながら走っていると、median(中央分離帯)にいたHighway Patrolに目撃された。案の定後ろをついてきて、しばらく減速しながら走った。俺の後ろで回転灯がなり路肩へ停めた。


Hwy Patrolと目があった(汗)


切符を切られて面倒なことになるなと怯えていた。。。罰金高いんだもん。。。覚悟はしたが、警告だけで済んだ。パスポートと国際免許証を見せ、グランドキャニオンに行くのかい?"Relax,Feel Safety."となだめられた。君はスピードが遅すぎる。リピードリミットを超えたらダメだけど、もっとスピードを上げないと。と言われた。。。ハイ、スンマセンね。警告だけで助かった。

これを機に運転しながらのカメラは止めた。アメリカの大地がキレイ過ぎるのも罪だが(笑)、そこまで気を配る気力・余裕がない自分にも気づいた。禁煙車での喫煙も止めよう。後々の請求やらが面倒だから。車を返す前に車内の窓のヤニは落としておこう。結局、これらの誓いは破られることになるのだが・・・。

タバコに関しては9年前とは違い、TSでも灰皿がほとんどなかった。普通は屋外にあるのだが。CAのタバコの値段は$7にもなっていた!!ユタやコロラド、ニューメキシコ州でも$5~7だった。なので、USでは喫煙者は確実に減っていた。たまにタバコ頂戴って、1,2本くれという人がいた。

買ったばかりの車内の灰皿を捨てた。どうしてもという時は日本から持参の携帯灰皿で消して、ゴミとして捨てていた。が、何だかんだ吸いたくなり、飲み終わったコーヒーカップに水を入れてフタをして、それを灰皿代わりにしていた。


Williamsで休憩。さっきのポリスの件で精神的にも参っていた。それと、時差ボケとまともに眠っていない事、TSが面白くなくなっていた事、参った、疲れた。

Public Parkingに車を停め、受付で$5払う。お土産屋とレストランやCafeが並ぶ町を歩く。どうやら一方通行のメインストリートが2本あるようだ。以前来たChinese Restaurantは見つからなかった。アジアンフードを食べたかったのだが。(2018.11.27追記。I-40 Exit163 AZ を降りてすぐ右にお店は健在してるのを確認。Williams Buffet, 995 N Grand Canyon Blvd. 中華料理店の看板を出している。店主は韓国人(笑))

メキシカンならあったが、ゴテゴテしてるっぽかったのでやめた。Spanish Omletなら食えそうだった。後で思ったのがここでメキシカンを食べておけば良かったのだ。ハズレもあるかもしれないが、田舎のウィリアムスにあるくらいだからマトモだっただろう。


Williams Grand Canyonが近い










デカイお土産屋さんの愛想の良さげなオバサンに、トイレはあるか聞くとそっけなく店外の場所を教えてくれた。少し歩いて左に曲がればinformation centerがあり、そこにあると。お店にないんかい?ったく。トイレを済ませ、一服してからさっきのお土産屋へ。なぜなら、そこがデカくて充実してた。Colors of the Westとかいう店かな。


以前もここWilliamsで買い、日本で使用中に壊れてしまった方位磁石付きのF度とC度の温度計のキーホルダーとユタのナンバープレート(使用済み)を買った。買い物時は態度がまさに現金になっていたおばさん(笑) オイオイ・・・R66沿いのお土産屋だろうが・・・。しかし、こちらもお目当てのものをゲットできた。まあ、Needlesの小さなGS(シェル)での素朴なレジ打ちの方が態度が良かったぞ(笑)ガス代割高でお土産品は大して品数なかったが。



     


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