5-16 9年ぶりのアメリカ vol.2

　　　　　


日本で空港のレンタカー屋周辺の簡単な地図とバストローまでの高速の地図は手書きで書いて来ておいた。xx通りをどうの、I-105だ、I-605だと。俺は、I-105,605,210と来て、I-15でBarstowに出た。後は田舎のI-40だから。ロスの都市部が難所だった。まさに最初の最初だが。

高速はすぐに分かったが右側通行が難しい。日本でのクセでついつい右側に寄ってしまう・・・つまり、真ん中や追い越し車線にいる時に追い抜かれる車側の車線に寄ってしまう・・・。まあ、慣れるしかない。


ロスの高速は混んでいた。話には聞いていたがここまで渋滞しているとは。平日の昼間なのに。前回の旅はサンフランシスコを起点としたので分からなかったが、ロスはSFほど電車などの公共交通機関が整備されておらず、ダウンタウン以外は車がないと生活の足がない街らしい。なので、車の数がハンパなく渋滞も多発するらしい。何と言っても、全米No.2の都市だからなぁ～。

ロスの渋滞

事故でも道路工事渋滞でもない自然渋滞を何とか抜けて、何とかI-15に入った。ここまで2時間。I-15の上り坂を駆け上る。皆さん、とばすとばす。トラックを抜くのに、追い越し車線に出て周りの乗用車同様スピードリミットギリギリかそれよりちょっと速い位で走っていた時のこと、周りの車が急に減速した。おかしい？と思い、走行レーンに戻る前に見た標識が「レーダー監視あり、スピード守れ」だった。。。

I-15

ヤッベーと思って減速しトラックを抜いた後走行レーンに戻った。後々、スピード違反の通知と手痛い罰金がくるかなぁ～とブルーになりながら大人しく走るようになった。なにせ、都市部の荒っぽい運転が急に大人しくなるゾーンだったからなぁ・・・。旅行者には上り坂のトラック抜くことで精一杯だったのよ、と言い訳しておきます（笑）

I-15に乗れば、Barstowまではすぐだと思っていたけど、着いたのは16:40。さすがにUSは広い広い。空港からバストローまで3時間。さっそく思い出のFlyingJへ。ウキウキしてFJに入っていったが、色々変わっていた。カップ持参でコーヒー割引も、9年前のカップを持っていったがダメで、新カップとrewardsカードが必要とのこと。店員の感じも、以前のフレンドリーで親切な感じからテキパキとして業務優先みたいになっていた。。。

ハットを探しにOutletへ。9年前のハットは材質が材質だったのか、年数が経つごとに硬くなりボロボロになってしまったので、日本にいる時に処分したのだ。何という材質かわからないが、植物繊維なのか紙のような感じ。まあ、$2,30しかしかなかったからなぁ。

Outlet Mall、変わっていた。何もかも。モールの構造自体が全く変わっていた。。。まあ、9年も経てばねぇ。FlyingJを教えてくれた、ビターのいた店に行きたかったが変わりすぎて分からない。一通り店をウィンドウショッピングや、数軒覗いてみたがお買い得な店やお目当てのハットもパッとせずOutletを後にした。

帰国後判明したことだが、アウトレットモールの敷地が２つあった。以前行った所はレストランの裏手にあり、メインストリートからは見づらかったようだ。看板も新しくできた方を案内していたようだ。今回行けなかったのは残念だったが、健在しているようで嬉しくなった。


I-15をはさんで向かいのトラックストップのTAやPilot,Love'sで探す。Love'sは前回の旅の時にネバダで建設中なのを見た。それが今ではほぼ全米をカバーするトラックストップになっていた。日本から持ってこなかったサンダル、USで買えばいいと思っていたが$12と高い。ハットもしょぼくヒモがない。

前回の旅と大きく違う点、現在はスマホ・タブレットがあること。USに来てからWiFiサービスを探そうと思っていたが、トラックストップのフリーWiFiはブチブチ切れて遅くて使い物にならなかった。旅行前に聞いていた、ショッピングモールやレストランのフリーWiFiは良かったが、レストランのは食事してパスワードを教えてもらわないと使えない。基本外食をしない俺にはキツイ。。。

TSで色々物色して、ライカという会社のWiFi用Simカードを$5位で買ってつながればリチャージ($30)しようと思ったが、simを差し替えてもつながらなかった・・・こりゃ、ネット環境は絶望的か。。。以前のTS設置のコンピュータも無くなっていたし。。。日本で1日\1300位のWiFiサービスを申し込んでおけばよかったか・・・。まあ、モーテルやRVパーク（キャンプ場）に泊まれば、WiFiのパスワードを教えてもらって使えるのだが基本トラックストップ車中泊の俺には・・・（笑）


FlyingJで服やサンダル等の販売が減ったと感じた。店のパンフレットもなくなっていた。今は紙よりもネットになったのだろう。ハットはLove'sでヒモあり、メッシュのを買う。材質は綿:80%、ポリエステル:20%。これなら、長持ちする。当然、価格も$20ほど。革ハットも欲しいが、専門店でのサイズ調整ややはり高額になるので俺にはこれくらいがちょうどいい。


買い物やTS巡りで疲れたので、TAで夕メシにした。Black Bear Diner。カウンター席へ。メキシカン定食がオススメ用紙にあったが、メニューを見せてもらい、Rid Eyeを頼むも、トッピングやら何やら店員さんが話す英語や単語が聞き取れず分からず、何度も同じことを聞く羽目に・・・グレイビーソースやらマッシュポテトやら。。。だからメキシカンのオススメがおいてあったのか・・・。

出てきた肉はやはりデカイ。思わず日本語で「デッケー」と声に出た。店員がコチラを見たので、big bigと言っておいた（笑）悪かったねぇ、リスニングが苦手で英語も中途半端で。肉は固い、肉のソースとサラダのドレッシングは歯茎をヒリヒリさせた。飛行機の食事からまともに食べていなかったが、やはり食べきれずマッシュポテトや副菜を残すことに。マッシュポテトは結構美味しかったが。

$18だったのでチップを$2テーブルに置いて店を出る。一食$20とは、のっけからとんでもない出費をしてしまった。オススメのメキシカンは$10位だったので、そっちにしておけば良かった・・・。アメリカンな料理のリブアイも自分にはそんなに口に合わなかったし。。。それと、日本にいた時から少食になり胃袋も小さくなっていたのだ。



　　　　　


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