アメリカ一周トラックストップ車中泊の旅 around US Trip of Sleeping at TruckStop: 5-20 ブライス・トレイル vol.1(UT)

　　　　　

昨夜はなかなか寝付けなかった。暑かったので着込んだ服を脱いだ。20時を過ぎてようやく薄暗くなり、21時には真っ暗。さすが大陸は中々日没しない。だからサマータイムなのだろう。

セダン車中泊、車内　リアシート

フロント。助手席が物置（笑）

トイレ休憩の車がひっきりなしにやってきては出ていく。俺はAuto（乗用車）の方に停め、これがインターステート側で通り過ぎる車から丸見え。頭から停めてるのでフロントはレストエリア、リアはHwyだが。

トラックやTowing(牽引、RV、モーターホーム等)はHwyから見てトイレを挟んで奥側。ここで車中泊できるんかいな？と思いながら周りを見ていた。No Overnight Parkingのサインはない。

迷いながらも真っ暗になる前に酒（マルガリータ）を飲む。ただし、トラックストップのカップに移し替えてから（笑）ボトルラッパ飲みだと、面倒な人に見られたら・・・だから。

ほんまにOvernight Parkingは肩身が狭くなったなぁ。RVパーク（キャンプ場）に行けばいいんだろうけど、あそこじゃ朝のホットコーヒーが確実に手に入るかどうか・・・。コンビニがないからなぁ。

乗用車側(Auto)は乗り捨てられた様な誰も近づかないセダンが1台と、俺がずっとおって、RV・トラック側には1台のモーターホーム？キャンパー（小型）？がおった。夜の23:30位までは覚えているが、この頃にはプロのトラックが多くなっていた。

激戦区のrest area

朝AM6:00に起きてみると、乗用車側にも夜を越したであろうミニバン系の車とRVのトレーラーやらが停まっていて安心。プロのトラックも激戦区なのか、所狭しとアチコチに停めていた。確かにこの辺は広いトラックストップが少なそうだしなぁと思った。違うかもしれんが。でもでも、日本の夜中のSA/PAよりはマシだろう。

トイレを済ましレストエリアを出発。今日はBryce Canyonに行く。間違いなく100km以上は離れているが、何とかなるだろう。CedarCityでUtah Hwy14へ右折、US-Hwy89を左折、Utah Hwy12を右折、Utah Hwy63を右折でブライスキャニオン。

だったのだが、I-15を降りUtah Hwy14に入り、小さなGSでホットコーヒー$2位を買い、セダーシティの町を走り抜け、町外れに来てみるとI-15にぶつかった・・・。TSのLove'sがあったのでそこに入る。

Love'sがあったんだ。店内を物色しプロ用の地図をゲット（TS情報が書いてあるだろう。値段が$5安かったのが気になったが、いつまでも品定めもできん）。結局、TS情報の無いバージョンだったらしく、バストローのFJで買っときゃ良かった(泣)

さて進路の確認だが、こないだ買ったキーホルダーの方位磁石でも方角は間違っていない。ってことは、街中でどこかに曲がるのだったか。辺りを見回して道を聞けそうな人を探す。

車内ににいた2,30代のお兄やんに聞いた。腕にタトゥーはしていたが、親身になって説明してくれた。彼の説明が余りにも長くなったので、聞く人を間違えたかと思ったりもした（笑）。

ウォルマートの所を曲がる、山側に。と他にも説明を受けたが、ポイントだけがほしかった。不慣れな外国人の俺に色々親切。ああ、これもUSだったなぁと思い出す。

言われたとおりにメインstを引き返すと、小さなサインでUtah Hwy14はコッチへ曲がるとあった。地図は大雑把すぎるし、現地の看板は小さくていきなり出てくるしで、やっぱUSだ・・・。

Utah Hwy14

高原ロード

これで再度Bryce Canyonのサインが出てきた。長野県みたいな高原道路を走る。Utah Hwy148が早いと教えられたが、その道は通行止めになっていた。US-Hwy89を左折、途中のパーキングに停めて写真を撮る。どこもかしこも美しい風景ばかり。他の車もそうしていた。声をかけてみると、"Yes, Very very beautiful"と黒人の男性が答くれた。

US-Hwy89

Utah Hwy12だったか63だったか

Utah Hwy12、GSある。レストラン等も健在。余程の僻地ではないのを確認。Utah Hwy63を右折。ブライスへのゲート渋滞はそれほどでもなかった。ID（パスポート）を出したが、見ずにPassだけの確認でチェックが早い。

着いたのはAM11時前くらい。公園前のUtah Hwy12のRed Canyonも見事だった。