2013年7月4日木曜日

4-1 ワシントンDC観光(VA, MD, PA)


     


4月になった。この日朝から雨。シャワーを浴び、タバコが1箱$2しないので3カートン買った。シャワー、朝飯、日記付けをやっていたら9,10時にはなっていた。夜は疲れて寝るだけだし、日の光もないので読み物・書き物は朝に片づけるようになっていた。自然とそういう習慣ができていた。

DCに付く前にGSのために小さな町に降りた。GSを過ぎてしまいUターンしようとすると、検問みたいなのをやっている。ゲゲッ!!軍人が何かをチェックしている。車を止め、国際ライセンスを見せる。どうやらやはり、軍の施設のようだ。向こうも困った様子だった(笑)。"base" と言われた(笑)。

GSのためにただUターンすると告げ、通してもらった。その後、ガス価格が少し高かったのでガス入れをパスし銀行へ。T/C(トラベラーズチェック)の両替。2軒目でできるとのこと。田舎なので処理に時間がかかった。スーパーで醤油調達(ツナ缶用)。これで午前中のほとんどは消化。DC大丈夫か?



タバコが安かった バージニア州にて

モーターホーム



I-95

銀行のドライブスルー




DCまでは100マイルないくらいだった。途中、有料道路で$2と$5を払う。I-95 でTravel info Center の看板を見つけ降りる。看板が小さく突然矢印が現れるので、いつも見逃しやすい。

DCの案内所では、2,3度Uターンし、コインパーキングに駐車。1時間分以上も入れてしまった。Visitor Center で地図等をもらい、スーパーでベーグルを調達し、I-95 へ乗る。

DCダウンタウンに入るもすごい人の数。パーキングもいっぱいで、やはり突然現れる看板。さまよって何とかパーキングに到着したのはPM1:30-2:00 位。8時に閉まるのとことで、$15-18 と都市部は高い。


醤油!!

下道

DC

DCダウンタウン



nternational Spy Museum のため、地下鉄 $1.35 チャイナタウン駅で降り、博物館到着。$20の入館料。イギリス、カナダ、USA, ブラジル、中国、ケニア、イタリア、メキシコなどの国出身のスパイの名前と顔を公開していた。日本や韓国はなしで、東アジアでは中国だけか。フランスとドイツもあったような。フランスがひっかかるが。

展示品には、盗聴器、カメラ、無線通信バッグ、傘・口紅などの銃、タバコ等に仕込んだシアン(毒物・科学物質)、マイクロドットなどがこれでもかとあり見応えがあった。。ボンドカーも発想を与えるものとしてあった。でも、写真撮影はダメ。

DCに付く間に雨は止み晴れていたのだが、スパイ博物館を出た後に雨が止んでいたと気付いた。DC観光に集中しすぎていたようだ。スパイ博物館から歩いてすぐ、FBIがあった。見ているとサングラスをかけた警官が俺を見る。さすがに、彼にカメラは向けられなかった。


国際スパイ博物館

FBI Car

これがFBIです

公園


4時過ぎだったので、スミソニアンInstitute(協会)まで歩く。スミソニアン博物館と呼ばれることがあるが、それは間違いだ。いくつかの博物館・美術館が集まって、スミソニアン協会と呼ばれているのだ。

大きな公園に出たと思ったら、左にホワイトハウスが見えるではないか(実際には、ホワイトハウスではないらしい)。放射状の道路の部分か。人にカメラを頼んで記念撮影。とてもホワイトハウスやFBIなどが集まる所には、思えない位広い公園だった。


建築物がカッコイイ

観光客多い

博物館

開放的な眺め


バッグの中身検査をし、サックスギャラリーへ。中国、日本、中近東、インド美術だ。写真はノーフラッシュならOKなので、パシャパシャ。俺のカメラは手動でフラッシュなので助かる。

クジャクの間で、黒人警備員に試し撮りで撮った足下の写真を見せる。フラッシュは出ない。彼をおだてることも忘れず、撮影の許可を得る(笑)。

中国・日本美術はすごかった。昔の人もあれだけの美術品を残したのだから、考えていたこと は今とは変わらないと思う。文明や社会が違うだけなのだ。サックスギャラリーは無料だったので$3チップ箱に入れた。


5:30 近く、出口の係員アーサー(黒人スーツ)に日本人か?と尋ねられた。 そうだと言うと、ロマンチックな日本語を教えてくれと言う。日本人の彼女がいるらしい。 出された名詞は中国人のそれだったが。

おまけに、俺がUSを車で一周しているところと告げると、同僚の別の係員に「この人はねぇ・・・」 と一人熱く語ってくれた(笑)。同僚はどーでもいいような態度をしていたが。

日本語のロマンチックな言葉だが、 "I Love You." でいいんじゃない、と言うと「ノーノー!! それじゃ激しすぎる。 もっとソフトなのを頼むよ。」と、いくつかソフトな表現を教えてあげた。電話番号を交換し、 メルアドを教えて美術館を出る。

黒人とのこういう交流は2度目だが、帰国後彼らから連絡はない。こういう風にして孤独な 旅行者を楽しませているのか、元気づけているのか・・・そういう傾向を感じる。なんにせよ、 ありがとう!アーサー!!


中国美術

中国美術


クジャクの間


クジャクの間





日本のか?

日本美術


ホワイトハウス?も見たし(2008年現在は中の見学は不可)、DCで見たいものは見た。博物館の数がものすごいが、ピンポイントで見たい所だけ見た。後はチャイナタウンでメシをテイクアウトしてパーキングに戻るだけ。

帰りの地下鉄で、間違えて$5分の定期券を買ってしまった。$5返ってこーい。混んでいても大人しく普通の券売機に並ぶべきだった。



テイクアウトの表示はないがチャイニーズレストランでもテイクアウトはできた。白人のアメリカ人が、当たり前のようにコテコテの中華を食べていたのがおもしろかった。

店員に出生地を聞くと、中国から来た人とアメリカで生まれた人それぞれがいるらしかった。最初おばちゃんに聞いたのだが、メシさえ出せばいいでしょという感じで煙たがられた。なので、20代くらいの女性に聞いた。あの世代は日本でも渋いからなぁ。



博物館

公園がデカイ

ホワイトハウス? ズーム

ホワイトハウス?


7時過ぎに無事に車に戻った。高速まで近道しようと元来た道とは違う道へ。これがいけなかった。2時間くらいはDCをウロウロしただろう。


DCの郊外や住宅地をさまよった。途中でガスを入れたのだが、レジは鉄格子、スタンドでは黒人が口喧嘩をしていた。今にも殴り合いになりそうだったが、手を出すとポリス行きなのでそこまでには至らなそうだったが。


FEDERAL TRADE ??

バケツをドラムに ストリートミュージシャン

DCダウンタウン

DCで桜


彼らの車も結構いじってあり、日本で言えばヤン車だろうか。イヤーな感じだったのでガスを入れてすぐに後にした。

その後I-95, I-495に乗ったのだが、方向が逆の入り口に入ってしまった。案内標識が・・・。いくらか走り郊外で降りてUターン。やはり、USの案内標識はひどい。



I-95 North に無事乗り、郊外のTAで待望の米。チキンチャーハンと春巻き2本。いくらか残し朝食へ。ここのTAは汚く暗く危ない感じがした。実際はトラックドライバーがいるので大丈夫なのだろうが。

黒人のおじさんが「どこから来た?」と尋ねてきた。「今日のこと?それとも俺の出身国?」、国らしいので「俺は日本から来て、トラックストップで車中泊しながらアメリカを回ってる。」と言うと、"OK OK" と頷いていた。


今夜ここで寝るのなら襲って身ぐるみはがしてやる・・・という感じではなかった。多分、もし俺がアメリカでトラックドライバーとして働いていてそのTAに寄った場合でも、彼は尋ねてきそうな感じがする。

博物館でもアジアンがアジアンの美術品を見ていると、「あなたの国ね」と黒人係員に言われた。「いやー、俺日本人だよ」、「じゃあ、あっちね。ここは中国だから。」という様に人種のるつぼの中でいろんな人が対話をしながら生きている。



迷子中 DC下町



おっちゃんには悪いが、俺はもっと明るくきれいなFJに移動した。車内に彼がいたかは知らないが、ホーンを鳴らし手を振ってTAを後にした。少し北上しFJへ。バルティモアとウィルミントンの間のNorth East(Elkton) のFJで寝た。




今夜もFJ



今夜もFJ





今日の収穫物



     


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