2013年7月18日木曜日

4-9 ロッキー山脈越え 長い一日 vol.3(CO,UT)


     


山をどんどん下る。上りもあるが圧倒的に標高を下げていく。思った通りだ。標高のピークは過ぎた。温度計も40-45F(5-7C) を指し、下るに従い気温も上がる。西へ。

赤い岩や小川(Creek)、どでかい山が壁になっているのを横目に進む。途中で北海道の大雪山の盆地のような場所があった。Eagle という集落。通り過ぎてしまったのでUターンして高速を降りた。広い盆地と小川。すっごい。



その風景と空気、こんなところに今自分がいるのだなと浸っていた。地元の人の庭先、カーボーイらしき男性が薪割りをしているのを見ていた。小川沿いから小川の写真を撮る。

すると、先ほどのカーボーイの飼い犬が見えた。カメラのズームでみると、きちんとオスワリをして俺の方を見ていた。

こんな通りすがりの旅人の俺に敬意を払ってくれているように感じて嬉しかった。その犬もカメラに納めた。ロッキー山脈、自分、犬君。この大地と自分がシンクロしているように思えた。


美しい



ここにも赤土・岩




Watch For Wild Life. 野生動物に注意


スケールがデカイ
















高速沿いに小さな湖、Wilmore Lake 緑色をしていた。カモもいる。近くに街もあり、峡谷の広い所にボコンと出現。よくもこんな険しい所に・・・。

Wal-Mart, Subway(サンドイッチのチェーン)、GS,マーシャルアーツの道場(漢字有り)と豊かだ・・・。と、道草を食っていたらもうPM 4,5 時だ。すごく楽しいが、進度が遅いのが悩み。








イーグル ランチ



これでも小川(クリーク)

線路は続くよココマデも・・・

マキ割り カウボーイ


犬君、頭いいね。ありがとう













地底の底を走るようなI-70、まるでグランドキャニオンの底に高速があるようだった。この形容の仕方は全然大げさではない。実際にそういう場所があるのだ。地の底を小川とアムトラック(電車)が、高速と併走して心強く嬉しくなる。一緒に走ろう。

荒々しい峡谷。トンネルがあり、トンネルの名にアイゼンハワー元大統領(Eithenher Tunnel)が付いていた。確かに、インターステート(高速)網を作った人だからなぁ。しつこいようだが、よくもこんな所に・・・。


この日の天気は、曇り、晴れ、雪、曇り、雨などと雨や雪が降ったり止んだりと山の天気だった。竜巻以外の天候は経験した(笑)。茶色の川が雨の中を濁流として流れる。出口で一旦降りて、ジャリスペースに停車。


茶色のワイルドな川をパシャパシャと写真を撮る。近くにGS(Conoco)が一軒。よくも・・・こんな所に(略)。地底の底を走り、川の名の標識を見た。"Colorado River" 「コロラド川」。これか!!! この川が、グランドキャニオンに流れ、R66沿いに砂漠を南下してラスベガスやロスアンジェルスの水源となるのだ。

これがコロラド川だったのか。川と併走し、雨とドロが混じった水が併走車から跳ね上がる。そのくもり・汚れはウィンド・ウォッシャーを使ってもなかなか落ちない。


コロラド川との併走カーブはすごかった。ドロと雨が混じってフロントガラスに跳ね上がる。ドロと雨の路面。スリップに冷や冷やしながらも、高速コーナーをトラックをかわす。速い車に抜かれる。跳ね上がるドロ水もすさまじい。

写真を撮る余裕はなかった。スリリングでワイルドなドライビングを瞬間瞬間楽しんだ。






I-70 Colorado






地の底のよう






アムトラック(電車) コロラド川 I-70






     


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