2013年7月30日火曜日

4-14 アウトレットモールでショッピング(CA, AZ)


     


思い出のFlying J。早い時期に最大規模のトラックストップに出会えて良かった。FJは規模もTAと並んでトップレベル。設備も多い。ネット、シャワー、ランドリー、リラックスルーム、レストラン、広い駐車場、明るい敷地内、ATMなど。店員も地域による偏りが少なく均質に親切だ。

そんな、FJとの出会いの場に戻ってきた。ここでは以前、勝手が分からなかった時にえらく親切にされた。マヌケなトラブルもあったが。

シャワー、歯磨き、皿洗いを済ませ、FJトラックの模型($30、デカイ)を買う。FJの記念品だ。レジには以前世話になったマネージャーがいた。「ありがとう」と言われた。俺の事は、おそらく覚えていないだろう。

俺にとってはとても印象深く意味があるFJだったが、他のFJと大して変わりはなかった。以前の事が、とても印象深くなっていたせいだろう。普通のFJ。変わったのは俺だ。温度計とベルトを買おうとするが、売ってなかった。


この日から今更だが、下痢止めの薬を飲む。が、効かなかった。正露丸を持ってくればよかった。昨夜見つけたメキシカンレストランへ。ここもどうやら、ファストフードだ。それなりのを頼む。$9、ブリトーとライスとチキン。

生野菜を食べたかったがサラダは高い。肝心のお味は、美味くはなかった。



メキシカンのファストフード

ブリトー内に米

見た目は美味そう・・・


ベルト探しにOutlet Mall へ。ここには、以前トラックストップの場所を聞きFJを教えてもらったカバン屋がある。モールをぶらついてみるが、ベルトが見つからない。カバン屋に入ってみる。店員は以前の太った女性ではなく、痩せた黒人っぽい男性。

ベルトがいっぱいあった! 格好良くて丈夫そうなのが。革ジャンもたくさん。ミズーリでレッドウィングの$30 のベルトを買っておけば良かったと後悔していたが、ここでもあるのだ。まあ、ベルトくらい、ウォルマートや服屋でいくらでもあるのだろうが。

ここは以前の、恩義がある店だ。FJとの巡り合わせは、大変この旅に役立っている。まあ、そのうちトラックストップの使い勝手が分かった頃にFJと出会っていただろうが。しかし、早い時期にFJと巡り合わせたのは幸運だった。

なので、ここで買い物ができるのはとても嬉しい。良いご縁に感謝。



アウトレットモール

革ジャンたくさん

ビターとオレ



バッグ

ジャケット

革ジャン これは高い












Leather Trends & Luggages, Barstow Factory Outlet
2588 Mercantile Way # 18 D
Barstow, CA 92311




高速を挟んで向かいのTAで温度計を探すがない。GMコバルトにはスピードメーターのデジタル計器に温度計もついていたが、今のキア車には見あたらない。

今更だが、客観的な気温を知りたいので携帯性に優れた温度計のキーホルダーを探していた。

ウォルマートへカメラを返しに行く。レシートとカメラを見せて返品をお願いする。一緒に付いていた電池は切れていたので捨てたので、付属の電池が返品に必要だった。車に自分のアルカリ電池を取りに戻る。

出口で警備員の女性に呼び止められた。カメラ持ってたからね。ネバダでもらったレシートを見せる(笑)。自分の古い電池を付けて返品完了。これで$100 戻る。よかった。

なぜ返品するのか説明はしたが、USで返品は容易だった。買う時に電池が切れていてスペックを試せなかった事、スペックが低すぎる事、日本語でのスペック表示や説明がない事、ネットも無線ランばかりで日本語表示もない事、ウォルマートの品揃えも少なく選べない事。

思いつく言い訳を言った。しかし、俺のカメラはズーム専用だから、GCの広大な風景を撮るのは面倒そうだな・・・とも思った。



アウトレットモールをワイドモードで撮影 実際デカイ バストローで


北へ。CAとAZ(アリゾナ)の州境できれいなコロラド川。この辺のオアシスだ。この辺はコロラド川がなければ人の生きていける場所ではない。砂漠ばかりだからだ。

川沿いには小さな町が点在していた。ニードルスで、氷をたくさん入れたジュースを買う。暑いのだ。隣のお土産屋兼レストランは、R66 っぽいカッコイイレストランだったが、土産は大したことはなかった。冷やかしに寄っただけ。



I-40 でキングマンまで60マイルと出ていたので、途中の町で降りてR66 を走ってみる。今日の目的地はキングマンまでだからだ。

走ってみるが、砂漠が暑く路面も悪くスピードが出ない。諦めて引き返し高速に乗る。昔の人はこんな大変な道を通っていたのかと、そのタフネスぶりを思った。

というか、アスファルトだったのかも怪しい。俺が走ったR66はアスファルトではあるが、スピードが出ず距離を稼げなかった。

だからこそ、途中途中に宿場町が点在しているR66 なんだな。その代わり、町と町との距離は長い。



キングマンに着き、TAで温度計を探してみたがなかった。以前、ここのTAは対応が悪かったのでイメージが悪かったのだが、今はとても親切な対応だった。変わったのは自分かな。それとも単に、無愛想な店員のいる時間帯だったのか。

バストローのTAでも、休んでいた店員か旅行者が優しく声をかけてくれた。こちらは暑くてしゃべる気にならず頷いて笑っていただけだったが。TAがある通りに、以前泊まったモーテル6があり、懐かしい。




I-40




















I-40 to East AZ  神々しい道



この町のFJへ。PM 7:30。酒を飲もうとすると、マンゴーカクテルは助手席の足下で漏れていてほとんど残っていなかった。一口で飲み干した。

オレンジジュースでヴォッカを割って飲む。大好きなビーフシチューの缶詰(デカイ、$2)とべーグルで晩飯。ペロリと食べた。今日は用事をこなしたので進度は鈍いが、充実した1日だった。寝たのは9時。


R66 at Needls




道路にも印が








ここまでのキア・スペクトラの燃費は、20km/L, 12.6km/L, 14.7km/L とバラバラだった。満タン法。何で20km/L も出たのかは謎だが、だいたい燃費は10-15km/L だった。4ドアのせいもあり重いからだろうか。

GM 2door 車の前車は15km/L 前後で安定していた。初めはアメ車しか残っていないと知って割高なガソリン代を覚悟したのだが、意外とそうでもなかったのだ。2ドアなので、車中泊時は辛いものがあるが。最小クラスのエコノミークラスで、いくらかボロっちい2ドアセダン。

今のピカピカの4ドアセダンは楽で快適だが、US一周にはいくらかボロイ車の方がちょうど良かったのかもしれない。不便さも楽しんだ。なぜだか、そう思えた。世の中上手くできているもんだ。


今の4ドア車は、加速もいい。高速クルーズが楽だ。前車2ドア車は最高速は出るのだが、加速に時間がかかった。でもそれで良かったのだろう。下手に加速がいいと、ポリスに捕まっていたかもしれないから。

ラジオも、GM車にはサテライトラジオが付いていた。広告時以外はずっと音楽が流れている。局も数10~100 以上はあっただろうか。普通のFMラジオは、こっちでも余り楽しくはなかった。

燃費が悪く、どでかいだけだと先入観を持っていたアメ車だが、今となっては、あの2ドアエコノミー車はいい味出してたように思う。





コロラド川 CA, AZの州境

I-40 to East 夕方



I-40 to East 夕方

もう暗くなる



     


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