ぼろいトラックストップで起きたが特に問題はない。コーヒー、朝食、洗顔、歯磨き、ひげ剃りを行う。シャワーは浴びないが、エドの家族に会うかもしれないからヒゲ位は剃っておく。
日記を付け、正午を過ぎる。時間が経つのが早い。でもこの辺は暖かい。正午を過ぎても連絡がないので、エドの家の近くまで行ってみる。
やはり、これがアメリカ流なのだ。昨日の俺の大遅刻も安心できた。単純な道だったので彼の家まで行ってみた。
行けた。近くの薬局に車を止め、冷やかす。ゴールデンマルガリータがセールで安かったが、日曜日なので酒は買えなかった。インディアナ州の州法らしい。べーグルもなかった。エドの家は葬儀屋の横にあった。
この町にはいすずの工場があるらしく、日本食レストランもあるとのことだった。とても田舎の町(インディアナポリスまで5,60km)だが、日本人っているようだ。
昨夜はここで寝た |
私のレンタカー |
インディアナ州の田舎道 |
これはアーリータイムス |
Ed の家に招かれピザとコーラを頂く。エドの家にはネコ夫婦がいて、ちょうど子猫が生まれて余り時間が経ってないようで、母ネコは俺を警戒していた。
少し話しをした後、PCを使わせて貰った。おかげで、ひさ~~~~しぶりにSecond Life にログイン。日本時間では日曜の真夜中なのに、なぜか日本人の友達がたくさん起きていた。逆に欧米人の友人の方がログインが少なかった。
久しぶりに日本人の友達とチャットをして、俺は「コメ、コメ、コメ・・・コメを食いたい。」と連呼していた(笑)。本当に、いざ米のない所を旅行すると、こんなにも米に飢えるとは思わなかった。USのレストランも高いし。食事だけは貧相なUSなのだ。
エドの娘のGinger (ギンジャー)を紹介された。大学生でまだティーン。金髪のきれいな女の子だ。大学がこの町から60km は離れているので平日は寮に住み、週末は実家にいるらしかった。彼女のものか日本の少女マンガの英語版や「アキラ」のDVDまであった。
なぜかこの町では、みんな「アキラ」は知っているらしい。何で「アキラ」なのか(笑)。Wii も彼女は持っており、俺はPS2 しか持っていない・・・俺も買おうか・・・。
エドの家にもエド、奥さん、娘さんそれぞれの車があった。3台だ。それぞれ、ヤリス(ヴィッツ)、マツダ、マツダと全て日本車だ。新車はエドのヴィッツ位だったが、やはりUS。日本なら、セカンドカーは軽だろう。
エドにはスピーキングをゆっくり・シンプル単語を頼んでおいたので、聞き取れる。異文化体験があり、尊重してくれる人なので大変助かる。彼のカメラはキャノンの一眼レフ(古い、デジタルではない)と、パナソニックの広角用レンズのルミックスだった。
外でタバコを吸う。隣の敷地の木でリスが駆け上がるのが見える。珍しい鳥の鳴き声が当たり前のように聞こえ、車の通る音、ハーレーの排気音もごちゃ混ぜだ。
家は通りに面しており、すぐ側が交差点。外と中で、エドは俺に付き合ってくれた。彼はタバコではなくたまに葉巻を吸うらしいが。いろいろと話しに花が咲く。
彼の父のグランド・セイコーのウォッチをイーベイに出しているが、未だに99セントしか値が付いていない事。日本での仕事の事。彼の昔の彼女(日本で、日本人女性)のこと。この町はconservative ・保守的とのこと。インディアナ州のナンバープレートに、国旗の絵にGods がどうのとあって人によっては Godsをマーカーで塗りつぶしているとか。
エドと |
USのナンバープレートが面白い |
エドの家の駐車場 |
エドと娘のギンジャーと、Covered Bridge (納屋橋とでも言うのか)を見に行った。インディアナやオハイオ当たりでは有名らしい。
小川(結構でかいけど)に橋が架かり、橋が一つの建物で覆われているのだ。遠くから見ると、どう見ても家や納屋だ。なんじゃ、アレは?
何でこういう橋ができたかというと、馬が橋を渡る時に怖がるから納屋の空間を作り出して馬を安心させるためだとか、雪が積もるからだとか言われているらしい。
橋を建てた人の名前が明記されており、お化けが出そうな程古く、頑丈だ。1880 年からある。ボルトもデカイ。
どうやらこのcovered bridgeは映画「マディソン郡の橋」の舞台で有名だということが判明した。アイオワ州なんだけど、映画は。いやぁ~、全然知らなかった。そういうことだったのね。(2009 12/23追記)
ダウンタウンに戻り、昼間のダウンタウンを案内された。デポー大学にも行きその歴史的な建物にため息。歴史が浅いUSだが、とても歴史的だ。エドの家に戻り、PM4:30 までだべる。
家の外に小さいイスとテーブルがありそれに座る。イスがぼろくて壊れそうだが、暖かく気持ちがいい。エドは明日は仕事なのとこれから娘を寮に送り届けるので、そろそろ時間だ。
握手と軽くハグをしてエド達と別れた。再び西へ。とても感動的な出会いだった。短い滞在だが、彼とはどうしても会っておきたかったのだ。
覆われた橋 ナニコレ? |
トンネルみたい |
変な感覚 |
何の建物だったか。こういう建築物が普通にある。 |
デポー大学 |
そういえば、日本で買ったばかりのベルトが壊れたのでトラックストップで買ったベルトに穴を開けた。いい道具がなかったので、エドからナイフを借りた。切れる大きなナイフだった。
その後、再度調整したくて自分のスイスアーミーナイフでやったら、なんとかいい具合に穴を開ける事ができた。
エドに、寝る所は人がいて明るい所にするようにと念を押された。たまには・・・人気のないレストエリアで寝ているからな・・・。犯罪者には何の得もないようなレストエリアで。夜中まで走って、トラックストップが見つからない場合は・・・トラックドライバーが寝ている場所で・・・(笑)。
グリーンキャッスルからI-70を2,3時間西へ。PM 5時過ぎから走り、次のFJに7時にチェックイン。メシと酒を済ませ、寝る。この日はとても幸せな気分になり、酒を飲んだら眠気に襲われ9時頃にダウン。
チーズ。でかい・・・ |
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