朝5時起き。コーヒーを買い、FJ内で日記付け。時差に気付き、シカゴタイムにするとAM 4:30 。この時間に1時間得しても嬉しくない(笑)。シャワーで洗濯、そして太陽がおはようさん。
今日はSt.Louis(セントルイス)でアーチを見て、そのまま西へ。これからは観光ポイントがない(と思う)ので、移動に専念できる。次の日曜までには車を返さなければならない。シスコの空港で。
エドが言うにはアーチがアトラクションになっているとかで見てみたい。
ここのFJはイリノイ州(Illinois)のEffingham エフィングハンというのかな。FJグッズを何か買いたいが、それらしいのがない。トレーラーのおもちゃはデカ過ぎて$30 と高い。
ここのFJは変な店員がいて、レシートをくれないのだ。おばちゃん。頼んで貰ったが、逆切れしてる。土地柄か?2度目に頼んだ時は逆切れ爆発。
しかし、おかげでカプチーノの支払いを拒否された(笑)。ホットチョコレートだったが、お湯にかすかにチョコ味。これって本当?甘い物好きのアメリカ人が・・・。
コーン畑か |
I-70を西へ |
爽快 |
トレーラーなどのスピードリミット |
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靴屋に行きたかったが、近くのNike が午前9時オープンなのでパス。車中泊で早起きなのと、時差で1時間戻った。時間を無駄にはしたくはない。少しでも西へ進もう。靴屋はどこかで見つかるだろう。ミズーリ州(Missouri, MO)に入る。セントルイスへ。
遠くからアーチが見える。デカイ。近場でI-70 を降りてパーキングを探すが、有料だ。迷い込んで入ったパーキングは教会ので、アーチに用がある人はここではないと看板があった。
アーチのある場所は公園になっていた。$6 位の駐車場代を払うのがイヤだったので、遠くからアーチを写真に納め(運転中・いいアングルが難しかった)、セントルイスを後にする。市街地や市街地のパーキングはもうイヤだ。
セントルイスの郊外でガスを入れた。この時に店員、若い黒人女性がいい感じだったので「おつりの疑問」を聞いた。ここのガススタも、払った分だけガスが出てくる所だった。
先に支払いを済ませガスを入れ、料金を払いすぎた場合は当然おつりが必要になる。現金払いの場合はおつりを払えるが、クレジットカードだと店やカードの種類によってはおつりは払えなくなるとの回答。
というか、クレジットで先払いだとおつりは難しいとの事。親切に教えて貰った。3週間位USを旅してきたが、今のところおつりを貰えなかったのはあのニューオーリンズ郊外のTAだけだ。USのガソリン支払いは、そういうシステムで面倒だ。
おそらく、ガソリン泥棒防止のためだろう。それでも、自分の車の燃費と走行距離から何ガロンか推測したり、ガソリンメーターを見て消費量を推測するのは面倒くさい。なので、計算量よりも1、2ガロンは少な目に頼むようにしていた。
セントルイス ダウンタウン |
友人のブログにはSt.ルイスは修羅の国とあったが、この時知らず(笑) |
巨大なアーチ |
教会だろうか? |
サクラ?とピックアップ |
サクラではないよなぁ・・・ |
セントルイスを後にし、広大な大地を西へ。クツを安く買いたいと思いながら走る。運転しながらパンとリンゴを腹に入れる。11時と15時位。この辺はFJが余りないが、ローカルなトラックストップがたくさんある。
インディアナ、イリノイ、ミズーリのI-70 沿いだ。Brazil という名のトラックストップもあったし。エドも実家のテキサスに帰る時は、別のインターステートでローカルの大きなトラックストップを利用するそうだ。
トラックストップ巡りの1日も面白い。この辺何もないし。大手のガススタでも、店のオーナーが独自の工夫をしている所もあって、楽しい!! R66, Pilot, Petro, Conoco, Marathon 等。
服やナイフ、飾り物などのギフト品や酒、安いタバコ、車用品、デリとイロイロ。店によって有ったり無かったり。気持ちのいいアイサツをくれる店員が多かった気がする。店によってはエロ本まであり笑った。ID見せないと買えないだろうが。
お世話になってます。フライングJトラック |
こんな砂利道で昼寝 |
グエグエ |
酒からエロ本まであった |
大手のガススタだが、Boone Truck Stop とある |
真ん中ちょい上にあるのは写真。客とバーベキューとかした感じの写真が。 |
Berbar restaurant(どんなレストランだ?) というレストランと併設のGSでは、壁にドライバー達らしき写真がたくさん貼ってあった。名物トラックストップなのだろう。キャッシャーのおばさん。この人が名物おばさんなのか。
店内の写真を撮り、タバコが安いので2,3カートンまとめ買い。ワイルド・ターキーの小さいのも買った。名物おばちゃんらしきキャッシャーとは、特に変わった触れ合いはなかった。まあ、アジアンは珍しいからね。隣のレストラン、メニューや値段は不明。中の様子も見えない。入ってみたかったが、パス。
I-70沿いの小さなトラックストップ、シャワーもなくハズレだったが店の看板娘が愛想良く挨拶してくれた。私が店を物色している間に、彼女は客のトラッカーなのか地元の農業を営む男性なのかとおしゃべり。
「私はいつもこの店にいるわよ。」とかなんとか言っていたのが、印象深い。長距離トラッカー達の癒し的存在なのか。ATMで現金だけを下ろして店を出た時も、私に"Thank you, have a nice day." と優しい声を掛けてくれた。"Thank you, you too."と答え後にした。いいなぁ。こういうお店って。
田舎道を走る。さすがに眠くなった。これは我慢できないので、I-70 を降りてド田舎の下道を少し走る。池と丘を横に見て、砂利道で昼寝。トラクターやRV、ピックアップが横切る。丘の上にはグエグエ鳴きながらカモも横切った。
1時間程眠った。暑くて目が覚めた。ド田舎なので自然が素晴らしい。周りには農家のような家ばかり。聞き慣れない鳥の鳴き声が気持ちいい。
I-70 に戻る。西へ。カンザス州(Kansas) に近い所で、ブーツ屋の看板発見。通り過ぎてしまったので、Uターンし、行く。デカイ店。クツは欲しいがブーツではなぁ。でもあるかもしれない。とにかく入ってみよう。
ハズレだったが、覗くだけ覗いた |
田舎だ。 YYってなんだ? |
いい味出してるなぁ |
と、入ってみると、ウェスタングッズ・アウトレットがとんでもなく豊富にある!! すごすぎる。「すごい店ですねー。写真撮っていいですか?それと、クツとジャケットはどこ?」と許可を取りカメラをパシャパシャしながら店内を見て回る。
ここも平屋で広い広い。馬用品まであって、本格的。俺が買ったハットよりも$5高くて材質が良さげなのがあった。買わなかったが、こういう店と早く出会っていればよかったなぁ。
ブーツがくさる程ある。革ジャンもバイク用とタウン用とある。ジーパン、ベルト、バッグ、財布、アクセサリー、その他様々なアウトレットが老若男女問わずいっぱいある。
平屋のウェスタンブーツ屋 |
ハットがいっぱい。色も材質も他にも色々 |
アウトレット |
Howdy CowGirl |
女性や子供用も |
馬用品!! |
PM 3:30~6:30 まで物色と買い物に時間がかかった。革ジャンでかっこつけたい気持ちはなかったが、一度着てみたいと思っていたので1着買った。
安かったからだ。バイク用でVintage もの。ブランドは分からない。made in パキスタンとなっていた(笑)。ミディアムサイズが俺のサイズの様だが、ラージ(L)サイズからしかないのでそれを買う。
重い。バイク用の革ジャンは、$100~200位。俺のは$180 と安い!! タウン用の革ジャンでも$200~300 と安いのだ。
他にもハーレー乗りがヨダレを垂らしそうなグッズがたくさん。 クツはRed Wing のがほしかったがサイズがデカイのしかないので、Red Wing 系のIrish Setter にした。ゴアテックスも入っている。トレイルもできるトレッキングシューズとタウンシューズを併用したもので、$130と安い。
革靴では、1890年~の$80 で買えるのもあったし、$100~130 で革靴が買えるのだ。日本なら2,3倍の値段はしそうだ。ブーツも山のようにあったが、$90~300 とイロイロ。$150 あれば、カッコイイのが充分買える。
女性のバッグ |
レッドウィングのベルト |
ブーツがなぜ長いのかというと
カーボーイの野良仕事のためだと教えて貰った。ここの店員はいろいろ気を遣ってくれて、対応も優しい。"Everything all right? " 「何か問題有りますか?」と声をかけてくれるのでとても気持ちがいい。
また、USでは多少の街くらいなら、警官や普通の人も日よけとしてハットを被っている。さすがにニューヨークなどでは見なかったが。USでも日本でもそのほかの国でもブーツがファッション(足が暖かいとかのメリットもあるだろう)になっているが、元を辿れば野良仕事のためだったのか(笑)。
アクセサリー |
ライダー用革ジャン |
これ全部ブーツ・・・ |
ベルトも欲しかった。レッドウィングので$30。革クツを扱うレッドウィングだからベルトもあったのだ。他には安くて$20~50。高いのは忘れた。高いのは買う気がしなかったから。どちらにせよ、本場なので安いだろう。
ジャケットとクツをレジに預けてベルトを買うか悩んだが、既にベルトはトラックストップで買っていたので諦めた。それが後々壊れてしまうのだが・・・。
クツと革ジャンで、$310、ウハ。高いが安い、日本で買う事を考えればいい買い物。USに来なければ、革ジャンは一生着なかったことだろう。この買い物が、USでの一番高い買い物になった。レンタカー代を除いては。
http://www.kleinboot.com/ この店のURL。ただし、HPは充実していない。
住所 Exit49・I-70 & 13 HWY 19715 Outer Rd. Higginsville, MO 64037 |
靴も安いのが多い |
ハーレーブーツ |
ライダー用革ジャン |
デカイ看板 |
夕方店を出たら、小雨。走り出してすぐにいい風景があったので、戻って撮影。牛を撮るために近づいていったら、大半の牛が俺を見ていた。よそ者が来たからだろう(笑)。
牛同士集まり、5,6頭で俺を見ていた。だるまさんが転んだ状態で、移動してもピタリと止まり俺を見ていた(笑)。驚かしてごめんね。この辺は牧草地、コーン畑?、池(人工か?)、湖、林、森と気持ちのよい風景が続く。牧歌的だ。
少し行くとカンザスシティに入った。ブーツ屋はカンザスシティ近くのミズーリ州にあった。カンザスシティは、カンザス州にあるものだと思っていた。後で地図を見ると、カンザスシティはカンザス州とミズーリ州にまたがってあった。どちらの州にもあるのだ。
しかし、カンザスシティはミズーリ州の州都だ。紛らわしい。セントルイスもミズーリとイリノイにまたがっている都市だ。ちなみに、イリノイ州の州都はシカゴだ。
雨が降る夜のカンザスシティの高速を走る。都市部。American Jazz Museum の看板に惹かれたが、時間も時間だし距離を稼ぎたいからパス。
だるまさんが転んだ |
広大な牧場 |
だるまさんが転んだ |
だるまさんが転んだ |
この模様は? |
アメリカの高速道路や道路事情
カンザスシティもセントルイスも高速が、環状線になっていて他の都市に向かう高速がクロスしていた。
そういえば、小さな町でも高速が楕円で環状になっていたり下道と組み合わせて環状線にしていた。しかも、タダの高速。極々一部で有料道路もあるが。アメリカの合理的な道路事情に感心。
アイゼンハワー大統領が作ったインターステート(高速)。翌日、カンザス州で元アイゼンハワー大統領だかインターステートの博物館らしき看板を見た。
線路は続くよ |
カンザスシティを抜け、走る。有料道路で$2払う。既に郊外を過ぎて田舎地帯だ。雨が強くなり、雷が光る。こんな雷は初めて見た。雷が縦だけではなく横にも走るのだ。十文字というかまんじマークというか。雷光は数本絡み合っているのだが、そんなイメージだ。
建物がなくこんなに平らな所で轟く雷光は初めてだった。こんなにも大きかったのだ。もちろん、シャッターチャンスはムリだった。動画撮影にすれば撮れただろうが、メモリが追いつかなかった。
外部サイトのKansas Lightningの画像 (5, 18番目辺り)
Kansas Lightning 2
カンザス州に入り寝床を探すも、パタリとGSがなくなってしまった。I-70 を降り5,6マイル下道を走り、小さい町のGSでガス補充。そこは明らかにトラックストップではなかったので次を探す。
レストエリアの標識が見えたが、追い越し車線の左側に入り口があった。気付いた時にはトラックに囲まれて身動きが取れなかった。
次のレストエリアに何とか辿り着く。23時。雨と夜で寒い。気温は5Cとかだろう。革ジャンを着てみると、すごく暖かい。重いが・・・。Tシャツ、シャツの上から羽織るだけで充分暖かい。
日本から着てきたフリースとジャケットでは下着を含めて4枚着込んでいた。革ジャンは3枚で済む。ダウンよりも暖かいという科学的な説明もあった。ただし、俺が買ったのは重たい。
12時、買ってきた小さいワイルド・ターキーをあおって寝た。やはり、バーボンは俺の口には合わなかった。
オイラはこれから北の州まで・・・ってか |
夕方、小雨の中を西へ |
いるいるお仲間が |
一日の終わりに |
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