2013年7月28日日曜日

4-13 キア車・スペクトラ 再びI-40へ(CA)


     


朝、目を覚ます。少し寒いが暖かい。コーヒー、シャワー。朝飯で缶詰を減らす。落ち着いた後、荷物の整理。車内やトランクに散らばった荷物を整理するのに1時間位かかった。

カウボーイハットとサングラスが役に立つ。日が昇ると陽射しが強く暑い。余りにも暑かったので給油エリアに水着ギャルが2人いた。CAだ。GSで水着とは。当然、一般客だ。おかげで目の保養になりました(笑)。


荷物を整理している俺を見たおばさんが、"Sir..." と声をかけてきた。どうやら服を売ろうとしたのか、俺にプレゼントしようとしている。時間がなかったし、荷物も増やしたくなかったので"No, Thank you, Thank you." を繰り返し断った。

本当に時間とスペースがなかった。時間があれば。何の話しなのかじっくり聞けたのだが・・・。ネバダのウォルマートで買った最大サイズのトラベルバッグが、荷物の整理にはとても役に立った。デカイから楽だ。



ここでなぜだか、「ドリンク最初の1杯目はフリー」のことを尋ねてみた。するとここの店員は優秀なのか、「マイカップ持参でも、会員カード、プロのトラックドライバー、ガソリン50G 以上給油などの条件」で初めて最初の一杯目がフリーになると教えてくれた。

さすがUS。人によって言う事が違う。いい加減だ。すると・・・今までのは・・・もういいや。しーらない(笑)。俺はしっかりと説明を求めたのだが、こんな詳細な条件は聞かなかった。店員の教育がなってないんだな。

しかし、カップ持参だとコーヒーやジュースが数十セント、つまり数十円お得になる。毎朝コーヒーを飲むとすると、いくらかの額にはなる。

日本のコンビニでもマイカップ持参で割引になるといいな。しかも、缶コーヒーではなくちゃんとコーヒーメーカーで作ったものを。


ここで友達からメールが来ていた。日本人なのだが、ヴィザだか市民権を持っている人だ。オークランドかその辺に住んでいるらしい。彼女は、いつも連絡をパタリとよこさなくなる時がある。なのでわざと気を惹くような連絡をしておいた。そしたら、反応は余りよくない。歓迎されてはいなかった。じゃあ、諦めましょう。


緑溢れるカリフォルニア

風力発電か


たくさんある・・・














昨日、空港までの道のりは2時間位だった。なので2時間半前には出発。日曜の午前中だったが、昨日よりは空いており1時間半で到着。午前11時。1時間前に余裕でレンタカーセンターに着いた。

車のバーコードを機械で係員が読みとり、荷物を出して終了。係員がCD,CDと注意してくれたが、それも抜かりはない。さて、次のレンタル契約時間は午後の1時だ。荷物を預かってくれる所はないかと聞くが、あるわけない。

「トイレにいったりする時にこの荷物邪魔だよね。どこかないかな?」と聞くと、係員の女性が自分の車のトランクに入れてくれるとの事。Emily と書かれたBudget の名札を俺に見せ、韓国車のセダンのトランクを開けてくれた。

彼女のシフトタイムがちょうど午後1時までだという。俺が次の車を借りる時間だ。助かる。ありがとう、エミリー。「これであなたは、トイレでも、レストランでも、(ディスコで踊る仕草を見せて)ヒュー!!(笑)にも行けるわよ。」とカリフォルニアンらしい人懐っこさを見せた。


ドライビング・マナーは最悪だが、こういう所は憎めないカリフォルニアなんだよなぁ。彼女はヒスパニックなのか流暢なスペイン語を話した。


トイレを強調した事もあり、ゲリはまだ続いていた。用を足し、時間もあるので空港まで行ってみる。無料の電車があるからだ。身軽に動く。空港の出入り口で、シャトルを確認した。フィッシャーマンズワーフまで$16 とのことだ。バートの乗車券はまだ$7.50 分ある。どうしようかな。

空港内は当然、エアコン、クリーンレストルーム(トイレ)などで快適だ。この快適さを楽しむ。トイレは当然、何度か行かなければならなかった。

橋の料金所


都市部ではレーサーのライダーも

シスコへと渡る橋


ポリスの休憩か

旅行者のパッキング

海の上





レンタカーセンターに戻りPM12:30 にはBudget で手続き。今回は黒人中年女性がシンプルでゆっくりな英語を話してくれた。助かる。車は、日産・ベリータ(ベリーサ?)、キア(韓国車)・スペクトラ、GM・コバルト(さっきまで乗ってた車だ。後部シートは快適ではないと説明があり笑った)。

日産・ベリータはトランクがなかったので(コンパクト)、キア・スペクトラにした。4ドアセダンだ。USの長距離ドライブで陽射しを遮り荷物を守るものがないのは、かなりきついからだ。水はお湯になるし、食べ物は悪くなるだろうし、電子機器にもよくない。


車受け取り場で、エミリーから荷物を受け取る。彼女にチップを渡そうとするが、いらないとのこと。いい娘だ。彼女は、俺が来週戻る事を知っていたので、"See you, again" と言って別れた。

キアの車、超きれい。というか、前の車が哀愁がありすぎた気がする。タバコの灰でドアの内装に小さい穴を開けた事は、問題にならなかったっけ。まあ、フルパッケージだし、いくから走り込んだ車っぽかったからなぁ。

でも今回は8000マイル位しか走っていない綺麗な4ドア。これで、後部シートで寝起きするのに、後ろドアを開けるだけで後部シートにもぐり込める。便利だ。エアコンも日本車並みに効きがいい。まあ、これが普通なんだろうけど・・・。

45分間位は機能のチェックをしたり、荷物をバッグから出して使いやすい配置にセットした。



今回は2度目ですっかり勝手が分かるので、チケットを渡してスムーズにキーを受け取った。やる気がなく不親切そうなキーを渡す係の人とも、対等に渡り合えた感じだ。というか、パッパとキーをもらった。

この間は、俺は緊張しまくりで向こうもイヤーな態度だったからなぁ。レンタカーセンターのパーキングを出る時も、それ専用のカードがあるのだが今回は行方不明にはしない。すぐに窓から渡した。一回失敗してるからね。もう、何をどうするかは分かってるよ。

これら二人の係員、今回の俺のハキハキした態度に驚いていたように俺の目には見えた。何せ、アジアンの旅行者だから。まあ、俺の目にそう見えただけかもしれないが。




衛星ラジオはないが快適


フロントルームライトが助かる

内装もきれいだ









4ドア キア・スペクトラ




ガスメーターはフルになっているが、後々ガスを入れてみると見かけだけのフルだった事に気付いた。燃費はいかほどか? 来た道を戻る。シスコから出る方向の橋は無料だ。長い橋を渡る。

再度、高速をいくつか乗り換えてR99 のFJへ。ここで休憩。この7日間のレンタルでグランドキャニオン周辺を回る。できればGCの谷底までトレイルしたい所だが、途中の何とかポイント位までだろう。


35日間くらいで一周したかったのだが、28日間以上は割増料金が1日毎に加算されるとのことだった。

今考えると、これだけ日本車や韓国車がUSでポピュラーなのだから、レンタカーの返却をCAの他の場所か隣り合う州にしておけば移動が楽だったに違いない。会社によっては借りた州内や隣接する州であれば、乗り捨て料金がかからないからだ。

シスコの空港にこだわったのは、燃費の良い日本・韓国車を確実に借りられるようにという思惑からだった。空港ならば観光客やビジネスマンが多いから、アジアの車が比較的多いだろうと思ったのだ。


しかし、USはメッチャ広い・・・広い広い。そして、アジア、ヨーロッパ、US、高級車とあらゆるメーカーの車が走っている。当然、レンタカーにもバリエーションはあるだろう。どこの営業所でも。今ネットで見積もってみた。バジェッドで。そうしたら、シスコの空港で借りてラスベガスで返して再度借りて、シスコで返せば乗り捨て料金はかからないようだ。

やってしまった(笑)。

致命的なミス。もしこれをやっていれば、もっとゆっくり回る事もできたし一旦シスコに戻る手間が省けてガス代やら何やら節約できた。やっちゃった~~。

まあ、これで海外旅行は2回目・2国目だし、USも海外レンタカーも初めてだからいいお勉強になったということか。次の予定はないが。コロラドスプリングスやロッキー国立公園、モニュメントバレー、ザイオン国立公園とか行けたなぁ~~ あ~~~。今思えばムダだと思うが、後の祭りか。



R99 をひたすら南下。暑い。でもエアコンの効きはいい。平らな土地に畑や緑が続く。果樹園もあった。Bakersfield でFJがあるので一休み。もう夕方だ。

R58 を東へ。バストローを目指す。もう真っ暗。この辺はフリーウェイの区間が多く、距離を稼ぐのに楽。11時にBarstow に到着。FJだ。最初に出会ったFJだ。ここのチャイニーズレストラン・Magic Dragon は時間が遅いので閉まっていた。近くのメキシカンレストランも閉まっていた。仕方ないので缶詰とべーグルで食事をして寝る。12時。








ゴールドウィングか





畑・果樹園を抜けて





今夜はFJ





     


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