I-80 をいくらか行くと、右手にデカイ湖が。Great Salt Lake だろう。高速を降りて、何らかの施設のような所へ。変な雰囲気。ゲートは閉まっているが、観光客はチラホラいる。ゲートで案内係のお姉さんに聞いて、駐車。ゲートの外のスペースだ。
イスラム風の建物があるが、閉鎖していた。トイレも食べ物も休憩もできないと張り紙があった。訳は聞かないで、ともある(笑)。潰れた施設なのだろう。
変わりに、守衛のような1組のカップルがいた。態度は悪い。ひねくれたような諦めたような感じだった。白人の人。彼らはラジカセからロックかラップをバンバン流していた。
車を止めた所からいくらか歩いて湖へ。遠くに見えてはいるが、距離がある。でっかいブルトーザーとそれが整地したらしい土の跡を過ぎてから、水が引いた砂の上を歩く。水は遠くに見え、水が引いた土が数百メートルかそれ以上広がり、塩らしき粉が所々にあった。
干潟だろうか、しかし干潟のようにドロドロの沼地ではない。砂の上は歩ける。塩らしきものをなめてみたが、しょっぱくはなかった。観光客もわずかだ。つまらない所だった。さびれている。これが塩の湖ってやつか?
左右に見える展望所らしき建物をカメラのズームで見る。人が見えたがさびれている。とりあえず片方へ行ってみる。廃墟となった建物に落書き。廃車やら鉄くずがある。さびれた観光地か。
グレート・ソルト・レーク 水は遠くに見える |
寂れた観光用の建物 |
西へI-80 を走る。何もない砂漠。途中、塩の精製所らしき施設を見た。白い塩の山が見える。道の側に田んぼのような池?水たまり?がある。これから塩を取っていたのだろうか。
軍のテストエリア(何もない砂漠がひたすら広がる)を抜け、Nevada州との州境へと近づく。一時150km/h 位出すが、道は長い長い長い。ちょっと試してみただけ。看板によると軍の飛行機での監視もあるとかで、お試しアクセルはすぐに辞めた。
眠くなる道。町も何もない。ひたすらまっすぐ進む。と、右手に白い大地が!! こっちがGreat Salt Lake Desert (グレイト・ソルト・レイク・デザート)か。レストエリアへ。ここがビスタポイント(展望エリア)になっていた。
ここは本当の観光地だ。立ち止まって見入る人もチラホラ。白い塊をなめると、しょっぱい。塩だ。塩がかなり遠くまで続いている。視界として遠く見えるのだから、実際はさらに広いのだろう。遙か彼方まで続いている。
ここもそうだがさっきの湖にも、遠くに赤い岩や山が見えた。USには赤色の大地が多いなぁ。風が強いが、三脚を立てて記念撮影。
ここで台車を押しながら歩く老人を見た。ヘルパーなのか家族なのか付き添いがいたが。ここで、USでは老人用の押し台車や電動三輪車が多い事に気がついた。
Great Salt Lake Desert
・塩の砂漠。どっかで聞いたことのある名所。
・場所説明その1:ユタ州I-80沿いのレストエリア(展望がいいので View(Vista) Areaとなっていたかも)。
・場所説明その2:ユタ州でもネバダ州境の辺り。要するにユタ州の東端。
・ソルトレイクシティ近くに Great Salt Lake があるが、そっちは本当の湖。
・こっちは本当の塩の砂漠。湖が干上がってできた塩の砂漠だから Salt Lake Desert というのだろうか。
塩の精製所か |
I-80 UT |
塩の砂漠 |
舐めるとしょっぱい |
記念撮影 |
高速沿いのレストエリア |
展望場所 |
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