2013年6月7日金曜日

3-19 トラブル処理 (CA, AZ)


     



2008 3-19

3時間半位は寝ただろうか。6,7時に起きた。寒い。砂漠を後にしてガススタまで走り、コーヒーで生き返る。洗顔、歯磨き。風呂に入りたかった。ガスも入れ、西へ。

途中、覆面Sheliffが2台いた。中央分離帯の道やダートで監視しているのは、ポリスなのだ。そこでは一般車は進入もUターンも禁止。


アリゾナ州からカリフォルニア州に入る所で、ゲートがあり一旦停止。係員にどこから来たか聞かれて、砂漠で仮眠取ったとは言うはずもなく(笑)、フラッグスタッフからだと答えると通してくれた。反対側にはなかったから、どうやらCAに入る時は検閲があるのか。

レストエリアで朝食。韓国から持ってきた干し柿はすでにカビていたので捨てた。チョコチップとプラム(少し酸っぱい)を食べた。休んでいると、バスから大量の日本人が。日本語が聞こえた。グランドキャニオンのツアーだろう。USではマイノリティのJapaneseだが、ホッとした。


I-40

空がどこまでも続く

I-40 快走 ずっと真っ直ぐ

Speed Limit 70 MPH 実際は皆さん飛ばして捕まる


熱い。遠い。バストローまで何マイル?PM 1:00位に到着。ジュースを飲んで休憩。マネージャーがレジにいたので事情を話す。覚えていないようだ(笑)。トラックストップは忙しい。客が次々と訪れて、24時間営業。昼間はいつも客がフォーク状に並んでいる。

地図(3個のうち、2個はいらなかった)の代金を払った。一度使ったものなので返品できるかを尋ねるのも面倒だったから、とにかく支払った。$20。"Thank you, Sir." と言われた。いらなかった地図は逆方向のローカル地図だったが、返品云々の思考回路を働かせるのはゴメンだった。疲れていたから。

実は、「USでは返品がかなり容易で期間が長い」と後々思い出しわかった。消費者天国なのだ。



店主は電話で誰かに俺のことを聞いていたようだ。誰もわからない様子で、彼も「俺もわからん。」だった。昨日電話したのだが・・・(笑)。彼はとても感じのいい人で、slowly simple English で対応してくれた。

ようやく、万引きの疑いはなくなったが、監視カメラもなくそのままトンズラしていても問題はなかったようだ(笑)。まあ、不安要素はつぶした。地図コーナーの値札は、斜めに付いており視界には入りづらかった。コラ。俺も悪いが・・・。

これからはFreeかどうか確認しよう。たとえ列に並んででも。


ここのレストランで中華を食べた。昼飯。Magic Dragon。ライス、肉、野菜が油でベトベトの料理だが、マジで生き返る。よし、後はも少し走ってモーテルで寝るだけだ。


I-40
I-40
I-40

下道のダート 寄り道


I-40 神々しい

電車は続くよ

砂漠

砂漠

I-40 山を登る。Kingman 近く

R66への看板

I-40

I-40


砂漠が美しい


I-40

砂漠とレール


ウィンスローからバストローまで400マイル(約600キロ)。往復800マイル(1200キロ)も時間とガソリン代をふいにしてしまった。しかし、旅はまだ始まったばかり。始まりでこけておけば、この先は打たれ強くなるだろうしこれからは転ばないようになるだろう。

時間に余裕がある内に、失敗しておいて良かったかもしれない。と、思うようにした。後悔したって、時間もガソリン代も戻っては来ない。


I-40を引き返し、Kingmanのモーテル6で宿を取る。$44。部屋も見ずに決めた。本当はバタンQしたいほど疲れて眠たかったが、せっかくモーテルに泊まったのだからと近場を軽く散歩したり、上着の洗濯(乾かすのに時間がかかる。ランドリーは使わない)などをしていた。相変わらず、オーバーワークの旅・・・。

上着、ズボンを風呂で洗う、入浴時に。バスタブが付いており疲れが取れる取れる。ドライヤーやシャンプーはなくて石けんのみだが十分だ。部屋はとても広い。ベッドもデカイ。



人力での洗濯法(歩き方にも書いてある)
1.バスタブにお湯を溜めて、洗剤と洗濯物を入れて足で踏んづける。すすぎも同様。

2.バスタブの中で踏んづけていくらか脱水

3.普通の洗濯物をタオルで簀巻きにして踏んづけて脱水。

4.ズボンは最も乾きが遅いので、室内灯にズボンを掛けた。US一周をした人のサイトで見た乾かし方。



近くを電車が通っていて、USの電車の汽笛の音がした。これがまた哀愁があるのだ。この山と砂漠の町、ヒストリックロードR66 が通るこの町にはとても似合った電車だった(全米でだいたいこの電車を見た)。

これがまた何キロ続くか分からない程長い。コンテナを連結した貨物列車がどこまでも続くのだ。「パオー、パオー」と汽笛を鳴らし列車の走行音も町に響く。風も気持ちいい。こういった町をただ素通りしていたのだ、昨日は。



べーグルとツナ缶で晩飯。セールのカリフォルニアワインを飲む。渋い味。甘いか辛いかはっきりしてる方が好きだ。マメ缶はハズレだったので捨てる。

思いっきり疲れて眠い体を休ませる。1人だけの部屋で足を拡げて、9時間は寝た。




モーテルのベッド デカイ


いい加減眠い

室内灯にズボン 最速乾燥

やはりデカイ


哀愁のある電車



     


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