2013年6月29日土曜日

3-24 ネオンライト・ハイウェイ・ヒューストン (TX)


     


シャワーと洗濯。洗濯は風呂場で。フリーコーヒー、フロント近くで。実はシリアルとシンプルなドーナツはフリーだった。缶詰とインスタントフードが開けたまま。電子レンジと冷蔵庫が部屋にあるので。あ~あ、今度からはチェックインする時に聞いておこう。今度はいつだよ?
 朝のニュースで犯罪が目に入った。というか、意識していた。ここでは・・・。カーチェイスや車への放火があったが、俺の車は大丈夫だった。全米のニュースだったか、テキサスだったかは忘れた。
温度計の読み方、摂氏と華氏の楽な変換方法を発見した。壁に掛けてあったアナログ温度計のおかげだ。30F = 0C とすると、大体下の表のようになる。30F = 0Cを基点としているので、離れてくると誤差も大きくなるが大体こんなイメージだ。
普通の変換式では、四則演算がゴチャゴチャしていて覚える気にもならなかった。




華氏30F40F50F60F+-10
摂氏0C5C10C15C+-5



フリー朝食が口惜しかったので、フリーコーヒーを何杯もお代わりして日記を付けた。AM10:30にチェックアウト。ここは、PCとネットがタダで使えた。一人30分まで、誰も使っていなければ使えるという条件だが。ここでメールチェック。

モーテル名は America's Best INN だったかな。Valure が付いたかな?今でも曖昧。もう、泊まりたくないと思ったモーテルだから(笑)。


US-hwy 287 に乗ろうとするが、south の標識がない。ガススタでガスを入れ、道を聞く。おばちゃんが「ここは、business」だと言う。つまり、「用事」だ。GSやモーテル、レストランのことだ。T字路の突き当たりにあるこのGS。左右どちらも 287 でわけがわからん。

どうやら、陸橋が見えてI-44 だと思っていたのがUS-hwy 287 だとおばちゃんは教えてくれた。Uターンして(one way, 一通)、US-hwy287 に乗る。ウィッチタフォールスのhwy Junction は分かりづらい。














南下。Fort Worth の街へ。高層ビルディングのない人口密集の街へ。しかし、道路は広い。建物と建物の間も十分広すぎる。USだ。途中、スーパーに寄る。

右側のモールに駐車。横断歩道をボタンを押して渡る。やかましい音楽が車から。どうやら、治安が悪そうな雰囲気だ。


やはり、Deli と書いてある店がスーパー。delicatessen. 普通のsupermarket だけだと、ホームセンターや薬局の可能性もある。一つ勉強になった。

テキサスのミルクとパンを買う。パン、最安だと味は何もないが、量がハンパ無い。うまくないけどね。飽きるし。ここは人も表示もスパニッシュが多い。ヒスパニックが多いエリアなのだ。でっかいメキシカンお菓子もあった。



Business = 用事
















ハウストレーラー










湖へ寄り道

湖へ寄り道



湖へ寄り道


横断歩道を渡る時、ボタンを押しても歩行OKのサインが点かなかった。2ターン待つ。他のシグナルは出るには出るが、すぐにOKサインが消えてしまう。どうやら歩行者が少ないようだ。車優先地帯なのか。では、進行方向が青になった時に渡った。

左折マークが出ていて、戸惑いながらも渡った。酒屋へ向けて歩く。この辺は、sheliff car が多かった。左右へ頭を振りながら、さっきの横断は大丈夫だったのか?と戸惑いながらあるいていると・・・Cowboy car が!! 

タイミング良すぎ(笑)と言うより、この辺はマジで多い。サングラスをかけた警官が俺を見ている・・・あちゃ~。ポリスだろうな~~。


傍目で分かる程戸惑いながら、酒屋へ入る。そういや、俺も外ではサングラスかけてた。アメリカ人らしくないフリースとジーパンという格好で(笑)。警察が追ってきて注意か罰則くらうかなと、すごーく不安だったが、半分開き直って酒を見る。

リキュールで安いのは$7位で、あまりよさげなのがない。よさげなのはUSでも高い。ジャックダニエルでもカティサークでも$15~はする。$7のマンゴーリキュールを買う。(リンゴみたいな味で、旨くはなかった。安かろう悪かろうだ)。

結局、警察はそのまま通り過ぎたようだ。珍しいアジアンの俺を見ていただけかもしれない。















はい、チーズ



US-hwy 287

肉もデカイ

メキシカンスナック

デカイ・安い・パン。味はないけど


ダラスを通過するために南下。US-hwy287 のはずだが、思いっきり下道。不安。287 の標識がチラホラ。大丈夫。フォートワースとダラスのダウンタウンを通過。パトカーがやたらと多く、治安が悪そうだと感じる、雰囲気で。

フォートワースだろう、ダウンタウンにウェスタン風の古い・カッコイイ建物が有った。短い区間で、いい絵を撮る暇もなかったが。ダラスのダウンタウンらしき所、ビルと教会がでかくて堂々とそびえ立っていた。パトカー多いけど(笑)。


下の写真もフォートワースのがあるが、もしかしたらあそこはダラスだったかもしれない。市街地だったのと雰囲気が怖かったので記憶がはっきりとはしない。







フォートワース

フォートワース

フォートワース

ダラス


なんとかI-45 へ。右側のトラックが2回連続でこちらにフラついてきた。左へ逃げ、元のレーンへ戻る。左は空いていたハズ、という勘のみで避けた。左に車来ていたら、間違いなく事故っていた。ホーンを鳴らしてやればよかった。

USではたまに考えられない事が起きる。俺も人の事言えないが・・・。スピードはみんな速い。大都会の高速でジャンクションも多いというのに。それがUS流なのだ。

さっきのトラックは、脇見か何かだろう。すっごい、怖かった。緊張した。焦った。ダラスを抜ける。治安と、速いのと、フラつきトラックで、ダラスやフォートワースの印象悪し。

実は、帰国後持っていかなかった全米のガイド本を見ると、フォートワースはウェスタンの町らしい。イベントやウェスタンショップで有名らしいのだ。まあ、後の祭りか。


ダラス前の国道沿いの野菜直売所で、リンゴ、マンゴー、トマトを$2で買う。スイカがテキサスで既に売られていた。余り暑くはないが、もう時期らしい。ダラスを抜けGSで一休み。タバコ買うのにIDが必要。テキサスだ。今まではこうではなかった。


トイレで果物・野菜を洗っていた。用を済ませた黒人がうしろに。譲ったが、「いいよ。大丈夫。」と言って、お互いに譲った。笑顔で。俺が折れて、そのまま洗った。

あー、レストランで食事できるのが羨ましい。それでもこういった触れ合いがあったのは、楽しいな。GSやレストエリアのトイレを最大限活用する、俺。キャンプ場にも金を払いたくないから、トラックストップでシャワー代だけで済ます、俺。

アメリカ人からすれば節約しすぎの変な奴だが、トラックストップが安全だと情報さえ知れ渡れば、後に続く日本人が大勢いる事は北海道ツーリングの時に詳しく知った(笑)。それでも安全は保証されないだろうが。


スイカ

国道沿いの直売所





テキサスを走る

道路地図 デカイ 安い



Houston へ向けI-45 を南下。マンゴー、トマト、リンゴをかじりながら走る。マンゴーは余り甘くなかった。熟していないのだろうか?リンゴも柔らかすぎだった。トマトは塩が欲しくなった。

GSで再度休憩。歩き方を見る。南部やテキサスは退屈なので、タダ走り抜けるだけだろう。しかし、南部料理は楽しみだ。


グランドキャニオンのガイドを見る。どうやら、見たり動くのに2,3日はかけた方が良さそうだ。事前準備もかなり必要。見通しが甘かったが、今気付いて良かった。国立公園のガイド本を見ていると、どうやらこの旅のメインはグランドサークルだ。meteor crator cener も近くに見つけたし。

タラタラ南下している自分がおかしくなった。日数計算をした。ニューヨークは削り、さっさと回ってグランドサークルに時間をかけた方がよさそう。ガス代も高いし。$1 = 100 yen とすると、70~100円/ L のガス価格。

グランドキャニオン。まだ行っていないが、アリゾナのI-40 を思い出す。グランドキャニオンが俺を呼んでいる。興奮した。エネルギーが湧いてきた。疲れていたのにな。今は南部=>東部=>中央部=> のルートだが、やる気が出てきた。
GSでお土産用のカウボーイハットを買った。$30か40位。いろいろあったが、$10~70。安かろう悪かろうだ。

材質が革であれば、やっぱり高い。俺のはなんだろう?ゴムでもないし、植物繊維でできていそうだ。革やゴムであれば材質が強かったんだが、値段に負けた。グランドキャニオンのトレイル用に買った。


後で分かった事だが、このハットが役に立つ。普通に運転している時でも東西南北どこを向くか分からない状況の時、陽射しから頭を守ってくれる。



もちろん、屋外での陽射しも相当強いので重宝する。初めは、照れで余り使わなかったが、後半からは活躍しまくり。


やはり、伝統的なアウトレットはファッションではなく、その土地の実用的な道具なのだ。その実用性とその土地を好きになる事により、そのファッションが自分にはカッコヨクなる。なぜなら、あの過酷でありながら美しい自然環境を思い出すからだ。

テキサス、農牧業が盛んなこの州でハットを買えた事は嬉しい。しかし、ハットはほとんど全米で売っていたが(笑)。ウェスタンアウトレット屋でも、もっと安くいいのが・・・。


途中、テキサス名物ステーキの看板を見た。しかしレストランは高いのと、固いアメリカのステーキはおいしくないので素通り。

ヒューストンへ。街に入り、広い土地にネオンがギラギラ。Flying J の看板がExit Number が見えず、そのまま通り過ぎた(実は、パンフに何号線、出口何番、何州と書いてあったのだが。この時知らず)。やはり、皆さん飛ばす飛ばす。

ついに街中のハイウェイへ。分岐が多い。首都高よりも断然速い、広い。スピードに合わせて走らないと、さすがにヤバイので俺も飛ばす。レーン変更も車間距離もヤバイ。分岐さえすぎてしまえば真っ直ぐだから、飛ばしてもいいんだよね。そうしている内に、いつの間にか
Neon Lights HighWay at Houston


になっていた(笑)。都市部の高速通過がちょうど夜だったからなのか、ヒューストンがUSでNo.4 に人口の多い都市だからか、夜景のきれいな都市なのかは知らないが、スゴイきれいな夜景だった。 宇宙で有名なヒューストンだが、下道降りて施設に行く手間や、観光プランなどは面倒だからない。走り抜けるだけ。俺の旅のメインは、ドライブ。


繰り返すが、夜景がきれいだった。夜間なので俺のカメラは役に立たない。しかも運転中だ。夜の運転中にまともには撮れない。スピードスゲー速いし。俺も、スピードにノリノリになってしまったし。

まあ、ポリスに目を付けられないスピードで。それでも120km/h は出ている。2ドアエコノミーの車だから、スピード出すのも面倒だしね。それでも面白い高速走行。



I-10 EAST への出口が最も左車線にあり、レーン変更間に合わず、次の出口辺りで「あーあ」と降りる。ダウンタウンの巨大なビルが広い土地に堂々と建っていた。圧巻だ。きれいだ。 あっぱれだ。次の出口で降りるもまだfreeway(自動車専用道路)なのか。I-10 East の看板発見。助かった。ダウンタウンの下道に出ないで、本当に助かった。


市街地を抜け郊外へ。Flying J の看板発見。Exit Number を覚える。ところが、間違えたらしく出口で降りたはずがfreeway (自動車専用道路)を走っていた。すると、両サイドに化学工場らしき建物ときれいなポツポツ とした明かりが無数に!!スゲー!!


日本にもR1 沿い静岡県富士市にあるが、そんな比ではない。間違いも良い方に転んだのか、Neon Lights Hwy の締めくくりにここに導かれたのか。 これも、残念ながら夜間なのでカメラでの撮影はしなかった。汚くてもいいから、やってみれば良かったかな。

フリーウェイが終わり、下道に。Uターンし、看板のある所まで戻る。再度、ケミカルライツを味わう。
最高


看板まで戻ってみると、出口番号の"6" と "9" を間違えていた。なんだそれだけか・・・。でも間違えてよかったな。PM10:30無事Flying J に着き、晩メシ。12時には寝る。 暖かいのでシュラフは体にかけるだけ。ありがとう!! Neon Lights Hwy at Houston !! 書いてて、感動を思い出した。


後々知ったことだが、そのケミカルライトはExxon Mobileの石油精製所だと分かった。グーグルマップからも確認できた。

外部サイトのbaytown Refineryの画像





ミドルサイズの地図。欲しかった



TSでのお土産


TSでのお土産



翌朝見たケミカルライトの建物。これはほんの一部







     


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