2013年6月16日日曜日

3-21 Santa Fe へ(NM)



     



朝5,6時に起きる。寒い。トイレを済ます。掃除されたのか、結構きれいに。しかしここでは歯磨き・洗顔はしたくない。車を暖機し、次のガススタへ向かう。

明るくなり、まだ赤茶色の岩が続いていた。16M走ると次のガススタが。実は、TA があった。ありがたい。そしてニューメキシコ州にも入っていた。時差があったような・・・。


TAに入る。トイレも清潔。店員も親切。コーヒーも安い。寒くて死にそうだったので最大サイズのコーヒーを$2で。マジで生き返る。寒さと寝起きの体には熱いコーヒーがいい。

車内でタバコとコーヒーで復活。歯磨き・洗顔を済ます。ここはclean up だ。レジでタバコを買う。2個で$6.50位。最安のタバコを頼み、自分の出身国とタバコの相場を話した。日本のノーマル料金と俺のエコーの値段を教えた。

コーヒーとタバコ。ハムと漬け物味のサラダでサンドイッチを食べなから日記を付けている。さっきサングラスを見失い、整理整頓したらゴミ袋に入っていた。タバコの灰まみれ。整理整頓をしっかりせんとなぁ。


今はすっかり日も昇り暖かい。さっき、メーターの温度計では24F = -4.44C 。"Ice Possible" 「路面凍結の可能性」と出ていたが、路面が濡れてないから大丈夫だが。


昨夜泊まった所は赤岩の所だった

セルフコーヒー TA

車内で日記を付ける

TA

TA


AM9:30、箸を洗ってそろそろ走り出そうかな。漬け物味サラダが少し残っているが、傷んでるだろうから捨てよう。トランクにポパイのほうれん草の缶詰があるが・・・。


日本から持ってきたCDを聞いている。ルパン三世のジャズや「とっつぁんのテーマ」がUSドライブによく似合うのは何故だ?俺だけか?(笑)

時計の針をDenver に合わせる。1時間進む。損したような。走り出してすぐに10時になったが、さらに1時間進む。赤茶色の大地が続く。

後で分かった事だが、アリゾナ州ではサマータイム(Daylight Saving Time)を採用していない。なので、実際はマウンテンタイムゾーンだったのだが、サマータイムを採用しているカリフォルニアと同じ時間だったのだ。

アリゾナ州でもネイティブアメリカンの自治区域やグランドサークル(グランドキャニオン周辺の国立公園、国立モニュメント)に入る各州や州内の特別地域では、これまた面倒な時差があるらしい。

サマータイムとタイムゾーン、特別自治区などによる時差だ。あー、面倒。



Albuguergue (アルバカーキと読むらしい。これで)目指して東へ。Gallup のtourist information center へ。そこは町はずれにあったが立派な建物だった。建物の色も周囲の色に合わせていて茶色かクリーム色だった。

冷房の効いた館内へ入る。ネイティブアメリカンの写真がまずは目に入る。ネイティブアメリカンの儀式の音楽が聞こえる。音楽が聞こえたので、観光案内所なのにここは雰囲気が違うなと感じた。大きな太い声で"Hi !!" とレセププションの清々しい体育会系っぽいお兄さん。

負けじと、"Hello !!" 「ニューメキシコの観光スポットとガイドマップを探している。」と言うと、次々と素早い反応が。次は Santa Fe(サンタフェ)に行くと言うと、Santa Fe のガイドと地図に赤色のマーカーで道順のポイントまで教えてくれた。ここのinfo center は、ガラガラなのとレセプションが好青年という事も合ってか大当たりだった。感じがいい。


I-40

I-40

red rock I-40

I-40

red rock I-40

セダンを牽引

red rock I-40

red rock I-40

red rock I-40

サイドミラーショット

何の施設だろう?

サイドミラーショット


観光案内所 Gallupで


アルバカーキは山と砂漠の中に突如として大都市が現れた。I- 40と交差する道路が多く、ロスアンジェルスを思い出した。高層ビルは見えなかったが。I- 25と交差して、I-25を北上。サンタフェを目指す。まだ100km 以上はある。途中、休憩でアルバカーキの街に降りた。

銀行でトラベラーズチェックを換金し、ガススタで最安のアイスクリームを購入。USの物価は安くない。小麦から作るパンはでかくて安いが、自給するもの以外は高いようだ。

サンドイッチやステーキなどもデカイが値段は日本と変わらない。レストランでは $10、20が当たり前だ。牛丼屋ばかり利用していた自分の価格感覚では受け入れられない。


銀行で、列に並んでいるっぽい黒人男性がいて、辞書で単語を探したのだが(line, order, queue, turnなど)、 "Excuse me, Your..." とど忘れしてしまい逆に "My line ? " と聞き返されて、"Yea, line. Ahaha" と2人で笑った。これで"line, queque" は覚えたが、"it's your turn? "だけでもよかったかもしれない。


アルバカーキのGSでモーターホームの給油をしていた白人男性に声を掛けられた。「カリフォルニアナンバー!! どこから来た? 日本人? スゲー!! グランドキャニオンには行ったかーーい!!」、「まだ行ってない。来 月行く予定だ。」、「そうか、OK 」といった、気持ちの良い男性だった。

彼は他の客にも話しかけていて、俺がGSを出る時に"Hey Man, Thank you so much.Have a nice day!!" 「ねえあ なた、ホントにありがとうね。良い一日を!!」と言うと、威勢のいい声で、"You, too!!"「おまえもなー!!」 と返してくれた。


アメリカ一人旅の俺にとってはとても気持ちの良い挨拶だった。俺も日本で外国の人を見つけたらそうやって声を掛けてみようか。

I- 25を北上しレストエリアを見つける。Free Coffee と書いてあり、着いてみると小さいが小ぎれいで情報充実のinformation center だ。愛想のよい2人のガイド。おじさんとおじいさん。ゲストレジスターのノートに名前や出身国・州などを書いて、フリーコーヒーを頂く。


サンタフェやネイティブアメリカン、アウトドアのガイドペーパーをたんまりと頂く。アルバカーキでは熱気球が盛んらしいので、値段を聞いてみると大体$300。ガイドのおじさんも乗った事無いらしい。高い。諦めよう。


ハイウェイパトロール

CASINO

I-25 Santa Fe へ

ジャンクションの標識

New Mexcioのナンバー

I-25 Santa Fe へ

I-25 Santa Fe へ

フリーコーヒーの観光案内所


10マイル程行くとサンタフェ。家や店は全て赤土と調和の取れた赤茶・クリーム色をしている。コロニア風建築を実物で初めて見る。美しい。何とかMuseum Hill に着くがPM5:00で閉まっていた。

街中のパブリックパーキングに車を止めてダウンタウンを歩く。プラザ(公園)の周りはレストランやギャラリー、おみやげ屋でいっぱい。空腹に肉の焼ける臭いが堪らない。

疲れも出てきたが歩く。教会やホテルなどヨーロッパ風の尊厳な建築物を見て楽しむ。裏通りにも出て、建物と観光産業以外は普通の街なのだと分かる。当たり前か。

パーキングに戻る頃にはクタクタに。暗くなりかけて寒くもなってきた。風邪引きそう。スーパーを探す。

Pharmacy(薬局)でパンを見かけたが、モールなのでスーパーが近くにあるはず。
酒屋でマルガリータ(ゴールデンマルガリータ。made in Mexico)をセールで$10位で買う。

スーパーを見つけ、べーグルと緑の野菜ジュースとチーズを買う。乳製品はここのところ口にしていなかった。牛乳すらも。真っ暗になった。寝床を探そう。


ネイティブアメリカンのかな?

日本っぽい

博物館

渦巻き、レイキかな?

コロニア建築 サンタ・フェ

コロニア建築 サンタ・フェ

教会

教会

広場

コロニア建築 サンタ・フェ

教会もコロニア建築

銀行

風で回り、音がしたような


さて、これは何の建物でしょう?

歩行者は待て

I-25を探し、乗り、デカイガススタを探すがシャワーサービスはなかった。今夜もシャワーなしか。風呂に入りたい。途中のガス入れできれいな夜景と出会ったが夜に弱いカメラなのでいい写真が撮れず、インスタントカメラを購入。

ここの店員、何を勘違いしているのか態度が悪い。ネイティブアメリカンの伝統的な食料が素材でもデリでも売っていたが、デリの方は液体が固まって固体になったようだ。

これでは買う気は起きない。掃除係のモンゴロイド系の男性も知的障害の人なのか、挙動が変だ。トイレも臭いし。ここには泊まれないな。


インスタントカメラでも一応写真にとって後にする。オーバーワークでボロボロになりながらもレストエリアに戻る。
また・・・・オーバーワークでクタクタの体をさらに鞭打ってしまった。またかよ。いつもこのパターンじゃん、俺。俺ってアホだなぁとつくづく思ったが、ここから見えるサンタフェの夜景がスゴイの何の。俺のカメラではISOを上げて三脚を立てないとまともな夜景が撮れない。

レストエリアの端、トラック、モーターホームなどのパーキングエリアまで三脚を持ちながら歩く。モーターホームからデカイ犬が出てきて次に白人男性も。"Wow" と犬に驚き、男性に"Hello" 返事はない。アジアンの俺を見る周りの反応は面白い(笑)。

立場が逆なら俺もそうするだろうが、俺は既にこういう経験をしたからなぁ。あいさつ位するだろう。

夜景ショットを撮る。そこそこのが撮れた。保険で買ったインスタントでも。USの夜景は何もラスベガスだけに限らなかった。平坦で広い土地。そこに低い建物が広いスペースで建っている。高層ビルが少ない。余程の都会でなければ。

なので、見晴らしのよい場所から街を見るととてもよい夜景が見えるのだ。カジノには興味がないのでラスベガスには行かないが、こういった夜景が見れて嬉しかった。

寝る前に今日のご褒美を貰った感じだ。夜景は、ステレオタイプなベガスだけではないのだ。


ゴールデンマルガリータ、甘いのと塩の付いたカクテルをボトルごとラッパ飲み。うまい!! バーで飲むグラス一杯1000円近いのと全く同じ味じゃないか!!

これがボトルで売られているとは・・・1Lはあったような。曖昧な記憶。つまみはチーズ。デカイ。そして主食はツナサンド。酔っぱらったが、ヒゲを剃って歯磨きしてから寝る。AM12:00。シャワーなし。


実はこれでも屋内駐車場

スーパーの掲示板

カリフォルニアロール

Santa Fe の夜景


     


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